カラーシャンプーおすすめ20選｜ドラッグストア・市販も【ヘアカラー長持ち】

美容室でヘアカラーをしても髪色が持続する期間は約1ヶ月程度です。しかし、美容室で1ヶ月のスパンでヘアカラーを施すのは時間もお金もかかってしまいます。そんなときにおすすめなのが市販のカラーシャンプーです。

カラーシャンプーは一般的なシャンプーと同じように使用するだけで髪色がキープしやすいです。さらに、カラーシャンプーの中にはヘアカラーによる髪のダメージをケアできる商品もあります。しかし、種類が多いためどれを選べばいいか迷いますよね。

そこで、今回はドラッグストアや薬局でも買える市販のカラーシャンプーの選び方を解説し、おすすめランキングをご紹介します。カラーシャンプーのおすすめの使い方や注意点も説明しているので、ぜひ参考にしてください。

ヘアカラーをした髪は、想像以上にダメージを受けています。そのため、洗浄力はもちろん、髪への負担が少ない商品選びもポイントです。

1日中過ごした髪は、家にいたとしても想像以上に汚れているものです。汚れを放置してしまうと、さまざまな肌トラブルの原因にもなります。そのため、カラーシャンプーを選ぶ際には、洗浄力にも注目して選びましょう。

洗浄力が高い商品はきれいな髪をキープできるのがメリットですが、あまりに洗浄力が高すぎる商品は色落ちしやすくなったり、頭皮に負担がかかったりするといった懸念があるので注意も必要です。

洗浄力が高すぎない商品選びがしたいなら、アミノ酸系の界面活性剤を使用しているカラーシャンプーを選んでみてください。

日本人の多くは髪色が黒なので、髪が定着しにくい傾向にあります。そのため、カラーシャンプーを選ぶ際には、黒色を打ち消す作用が期待できる補色色素が入ったものを選びましょう。補色色素は色を長持ちさせてくれるだけでなく、ヘアカラーをしても髪色が落ちやすい方の味方にもなります。

また、保湿成分をはじめ、さまざまな有効成分に着目して選ぶのもポイントです。ダメージヘアに対して効果的で、きれいな髪を維持できます。特に、ヘマチン*が含まれたカラーシャンプーは、頭皮に必要な水分はそのままに洗浄可能で、髪にも優しく使用できるのでおすすめです。

*毛髪ケア成分

※着色による

カラーシャンプーは使用したときの仕上がりが非常に大切なアイテムです。そこでここからは、仕上がりが自分の理想に近いかどうかを確認しながら選ぶポイントについて紹介していきます。

色素が薄いカラーシャンプーは、一般的なシャンプーと何ら変わらない仕上がりと感じる方が大半です。特に、色落ちしやすいアッシュ系や赤みのある髪色にしている方は、色素が濃いカラーシャンプーを選ぶと、格段に色落ちしにくくなります。

色素が濃いと評判の市販シャンプーには、ナプラの「N.（エヌドット）」やシュワルツコフの「グッバイイエロー」などが挙げられます。髪の色落ちの早さに悩んでいる方は、1度試してみてください。

シャンプーをした後の洗い上がりの好みは、人それぞれです。シャンプー後、しっとりまとまる髪にしたい方もいれば、爽快感のある洗い心地が好みの方もいます。

カラーシャンプーも一般的なシャンプーと同様に、洗った後の仕上がりには違いがあるので、自分好みに仕上げてくれる商品選びをしましょう。

赤みカラーには、ピンクシャンプーが向いています。赤みをしっかりキープしてくれるのはもちろん、日本人の髪は元々赤み系の色素が入っているため、少量でも効果を感じやすいのもポイントの1つです。

しかし、あまりに長時間放置してしまうと、赤みが強く出てしまいます。放置時間には注意が必要です。

カラーシャンプーの中でも特に話題になっているのが、紫シャンプーです。日本人の髪質は、性質上ヘアカラーをするとどうしても黄ばみやすくなってしまいます。

そんな髪の黄ばみを効果的に抑えてくれるのが紫シャンプーです。特に、髪の黄ばみが目立ちやすいアッシュ系やベージュ系のカラーに紫シャンプーを使用すると、おしゃれな髪色を維持できます。

シルバーシャンプーを使うと、シルバー系の髪色をさらにきれいな発色にするだけでなく、アッシュ系の褪色を効果的に抑える効果が期待できます。シルバーシャンプーは名前の通り、シルバー系の髪色と相性のいい色味なので、髪色に合わせて選びましょう。

また、赤みや黄ばみをカバーします。特にブリーチした髪だと効果が得られやすいです。

真っ黒の髪色はつまらないけど、ブルーが入ると一気におしゃれさが増すと人気となっているのがブルーシャンプーです。ブルーは、日本人にありがちな髪の黄ばみも気にせず使用できるので、日本人の髪色にはピッタリです。

アッシュ系や赤みのあるヘアカラーには挑戦しにくい方にも適しています。ブルー系の髪色であればさりげなくおしゃれを楽しめます。

髪色が気になっているなら、通常のカラーシャンプーではなく、カラーキープ用のカラーシャンプーを選びましょう。

自然な変化でカラーキープにアプローチする「天然塗料」や、毛髪への刺激が少ない「塩基性塗料」、キューティクルの隙間を埋めて毛髪ケアをしてくれる「HC塗料」などがあり、通常のシャンプーとは機能が異なります。これらのいずれかを選び、カラーキープできるものを選ぶのをおすすめします。

カラーシャンプーには、シャンプーを付けた後に数分程度待ってから流すものと、すぐに洗い流していいものがあります。あまり髪を洗うのに時間を掛けたくない場合は、放置時間が短いものを選びましょう。

カラーシャンプーは、実際に使用してみないとどんな仕上がりになるのかわからないのがネックです。また、すべての方に同じ効果が得られるわけでもありません。そのため、色味を実際に確認するのも大切です。

したがって、初めて使用する際には実際に色味を確認できる大型量販店の市販品がおすすめです。購入場所によってはお得に購入できるケースもあります。

しかし、ネット通販の中には偽物や品質に疑問を感じるアイテムもあるので、口コミなども参考にしながらしっかり確認して購入しましょう。もし心配な場合にはメーカー直営の通販を利用してみてください。

カラーシャンプーはアイテムによって内容量が違います。内容量の違いは、価格の手頃さにも影響してくるので、品質と内容量のバランスがいいものを意識して選びましょう。

複数人で使用する場合には減りの早さなどから経済的に満足できない場合もあります。逆に、一人しか使わないのにお得だからと大容量の商品を買うと、使い切れずに無駄になってしまうかもしれません。

このような事態にならないよう、使用する人数に合わせた量のものを購入するのが大切です。また、品質を保持したまま使い切るためには、高温多湿を避けて保管してください。

ヘアカラーを施した髪はダメージを受けているので、元々の髪の悩みを抑えてくれる商品を探している方も多いです。ここでは、カラーシャンプーのプラスαの効果について紹介していきます。

ヘアカラーが長持ちしない原因の1つは、キューティクルが剥がれてヘアカラー剤が流れ出てしまうことです。したがって、カラーの褪色を効率的に防ぎたいなら、キューティクルをコーティングする成分が入った商品を選んでください。

代表的なコーティング成分として挙げられるのがシリコーン成分です。髪のコーティング力が高く、つるんとした仕上がりになります。しかし、髪のボリュームを抑える効果もあるので、ペタッとなりやすい方には不向きです。

また、シア脂もおすすめの成分です。保湿作用があるだけでなく、コーティングも叶えます。

カラー後の髪は、薬剤の影響で通常よりもダメージを受けやすい状態となっています。そこに着色料の入った商品を使うと、髪や頭皮に大きな負担がかかるため、できれば避けてください。成分表に「青色1号」のように色名と数字で表記された表示があるものには、着色料が含まれています。

また、洗浄力が高いシャンプーや香料が入った商品も、頭皮への刺激となりやすいです。特に、肌が弱い方は刺激を受けやすくなってしまうので、なるべくシンプルな成分でできたものを選びましょう。

カラーシャンプーのボトルの形状には、キャップタイプとポンプタイプがあります。キャップタイプは、デザイン性がスタイリッシュで優れている一方で、キャップの開け閉めが面倒で、シャンプーをキャップ周りにこぼしやすいデメリットがあります。

これに対して、ポンプタイプは、片手でポンプを押すだけで簡単にシャンプーを出せるうえに、シャンプーをこぼしにくくて利便性が高いのが特徴です。

カラーシャンプーを通販ではなく店舗で購入したいなら、購入店舗によって選ぶ方法もあります。販売していない店舗もありますので、購入できる店舗をしっかり抑えておきましょう。

多店舗展開されているお店の中では、ドン・キホーテやマツモトキヨシなどで、カラーシャンプーの取り扱いがあります。通販よりも取り扱い商品の数は限られますが、実際に製品を手に取って購入したい方におすすめです。

一見すると取り扱いがありそうで、実は取り扱いがない店舗が多いのが薬局やドラッグストアです。通常のシャンプーなどのコーナーで稀に販売されている店舗もあるので一概には言えませんが、無駄足を踏まないように、訪問前に電話などで問い合わせしてみてください。

カラーシャンプーとカラートリートメントの違いをご存知でしょうか？カラーのもちをよくするのは同じですが、カラーシャンプーはヘアケア効果はあまりないのに対して、カラートリートメントはヘアケア効果が期待できます。続いてそれぞれの特徴を紹介していきますので参考にしてください。

カラーシャンプーは、正しい使い方をしなければ効果を最大限に発揮できません。そこでここでは、使い方のコツ・注意点についてご紹介していきます。

カラーシャンプーを使用する際にはしっかり髪を濡らし、キューティクルを開いて色素が入りやすくなる環境を作りましょう。通常のシャンプーと同様に、頭皮にシャンプーを揉み込んだら5分程度放置してください。

放置後、カラーシャンプーを洗い流したら、通常のシャンプーで髪を洗いましょう。カラーシャンプーの洗浄力は通常のシャンプーより低いものが多く、汚れをじゅうぶんに落としきれないからです。

シャンプーが終わったらカラートリートメントで髪をしっかりケアして完了です。ぬるま湯の方が熱湯よりも効果が高いので、ぜひ試してみてください。

カラーシャンプーを使用する際には、注意する事項がいくつかあります。まず、注意しなければならないのが色移りです。カラーシャンプーには、カラー剤が含まれているため、浴槽やタオルに色素が付いてしまう場合があります。

放置時間が長ければ長い程、付着した色素は取れにくくなってしまうので、気付いたらすぐに拭き取りましょう。また、使用頻度にも注意が必要です。頻繁に使用すると、どうしても色素が濃く髪に入ってしまいます。

ヘアカラー後の1週間は毎日使用し、その後は週2～3回に留めておくのがおすすめです。特に、赤系やオレンジ系の髪からアッシュ系などの寒色系の髪色にしたい場合には、髪の毛に色素が入りすぎないよう使う頻度を抑えましょう。

髪が乾燥すると色落ちもしやすくなります。したがって、色落ちを防ぐためにはまず髪の乾燥を防ぐのが大事です。具体的には、以下のような点に気を付けてください。

• ドライヤーやヘアアイロンを長時間使用しない
• 帽子などで紫外線対策をする
• 髪をしっかり保湿する

髪は熱や紫外線に弱いため、ドライヤーやヘアアイロンは短時間で済ませ、外出時には紫外線対策をしましょう。トリートメントやヘアオイルでの保湿も有効です。

染めた後のカラーケアシャンプーとしておすすめのシャンプーや白髪染め後のトリートメントは下記の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているのでぜひチェックしてください。

カラーシャンプーはカラーバリエーションも豊富なので、カラーの色に合わせた選び方ができるのもポイントです。ぜひこの機会にカラーシャンプーを取り入れて、理想の髪色を長く楽しみましょう。