初心者におすすめのヘアワックス20選｜メンズや高校生にも！市販メーカーも

ヘアワックスは、ヘアセットには欠かせないアイテムです。仕上がりの雰囲気や香りなど、製品ごとにさまざまな違いがあるため、使用シーンやヘアスタイルにあわせてヘアワックスの種類や成分を選ぶ必要があります。

しかし、ヘアワックスは種類が多いので、初めてワックスを使う方にとって自分にあったものを選ぶのは困難です。特にテクスチャーや種類の違いは、ワックスをよく知らないとどれがいいのかわかりづらいですよね。

そこで本記事では、初心者でも自分に合うものを見つけられるヘアワックスの選び方とおすすめ商品をご紹介します。また、初心者におすすめな商品や、ヘアワックスの正しい使い方も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

メンズ用とレディース用には具体的な違いがあるわけではありません。ただし、一般的に男性は短髪、女性は長髪の人が多く、それに合わせて少し傾向が違います。

性別でメンズ用・レディース用を選ぶのではなく、髪型や理想の仕上がりにあわせて選ぶのがベターです。

ファイバー・クリームは、さまざまなスタイリングに使用でき、髪になじみやすいため初心者でも扱いやすいです。ラインナップも豊富で、選択肢がたくさんあります。

【特徴】

• ドライワックス・マットワックスと呼ばれる
• ツヤのないドライな質感
• ナチュラルな仕上がりにできる
• 洗い流しにくい

クレイワックスは、髪のベタつき感が苦手な方におすすめです。ほかのタイプのワックスを使うと髪にツヤが出てベタついて見える場合もありますが、クレイワックスはワックスを使っているのを感じさせません。

ウェットヘアにしたいときは、ツヤをしっかり出せるグリース・オイル・ジェルがベターです。ウェットヘアはおしゃれで色っぽい大人のこなれ感を演出できると注目されています。

ロングヘアー・くせ毛・毛量が多い方は、ナチュラルな仕上がりにできるソフトワックスが適しています。伸びがよく、キープ力の高いワックスを選びましょう。

• ソフトワックス・・・柔らかくふんわりした髪型にセットできる
• ハードワックス・・・髪がしっかり固まり、毛の流れが不自然になる

軟毛の方やミディアムヘアの方は、ボリュームを出しやすいソフトワックスが向いています。ソフトワックスだとキープ力が足りない場合は、ヘアスプレーを併用しましょう。

• ソフトワックス・・・ナチュラルな仕上がりになり、動きのあるヘアスタイルにできる
• ハードワックス・・・髪のボリュームが出にくく、ぺたんこ髪になる

ショートヘアの方や剛毛の方は、キープ力の高いハードワックスがベターです。髪を大きく動かしてもしっかりキープできます。ツヤや濡れ感が目立ちやすいため、自然な仕上がりにしたい場合は、マットな仕上がりのワックスを使いましょう。

• ソフトワックス・・・キープ力不足でヘアセットが整わない
• ハードワックス・・・立体感のある髪形や束感のある髪形など、さまざまな髪形を楽しめる

ヘアワックスが落ちにくいと2度洗いや洗い残しにつながり、髪を傷める原因になります。そのため、簡単に洗い流せるかはとても重要です。ソフトワックスや水溶性の成分が多いワックスは簡単に洗い流せます。ただし、洗い流しやすいワックスはキープ力が低い傾向がある点がデメリットです。

ワックスは香りがある製品が多く、自分好みの香りか、使用シーンにふさわしい強さの香りかは注意ポイントです。基本的に、ほのかに香る程度の強さの製品を選びましょう。数は多くありませんが、無香料ワックスもあります。

また、原材料や成分もしっかりチェックしてください。ワックスは長時間つける場合が多いため、髪の負担になる可能性もあります。サロン専売のワックスは、成分に気を使っている製品が多いです。

ヘアワックスといえばギャツビー、と言っても過言ではないくらいヘアワックスの代名詞としても知られる人気メーカーです。創業から90年以上にわたりさまざまなヘアケアブランドをこの世に送り出してきたマンダムが展開するブランドです。

ラインナップが充実しているので、高校生から大人のメンズまで、髪質やなりたいスタイルにあわせた商品を選べます。

Loretta（ロレッタ）のは、女性向けのヘアケアブランドです。天然素材を使用しているのも特徴で、髪をいたわりながらスタイリングしたい方にうってつけ。また、ヘアワックスのパッケージデザインがかわいいので、おしゃれ女子にも選ばれています。

ロレッタはメンズラインも展開しており、サロンでも採用されています。

DEUXER（デューサー）は、サロンでも採用されているブランドとしても知られていますが、市販もされているのでサロン仕様のワックスを使ってみたい方は要チェックです。髪質やスタイルにあわせて9種類を展開しています。

ワンタッチ回転キャップや、トリートメント成分をプラスするなど、使い勝手や成分にもこだわっています。

ナプラはシアバターや植物フラーレンなど天然由来原料のみを使用して作られたワックスやオイルを製造しています。

ナプラのコンセプトは毛髪・頭皮に負担をかけずに施術やスタイリングできる設計を心がけているため、髪の状態が気になる方におすすめです。

ワックスは適当につけるときれいにセットできません。順番を意識してつけるのが大切です。

1. ドライヤーで髪の形をある程度整える
2. ワックスを適量手に取り、手のひら・指の間・指先に広げる
3. バック→サイド→トップの順にワックスをつける(前髪にはつけない)
4. 全体的にワックスをなじませるようにシルエットを整える
5. つむじを中心に流れを作る
6. 前髪を整える

最初は手のひらにワックスがたくさんついているため、ワックスがつきすぎても問題がないバックから順につけていくのが重要ポイントです。

初心者の方はワックスの量が多すぎる傾向があります。ワックスは足りなければ後から足せるため、少量ずつつけていきましょう。ワックスをつけすぎると一部が白くなる場合もあり、スタイリングが台無しになります。

髪型や毛量に関係なく、1円玉くらいの量が目安です。ワックスをよく伸ばして少量をまんべんなく髪につけましょう。

全体の仕上げと前髪を整えるときは、新たにワックスを足すのはNGです。とくに、前髪にワックスがつきすぎると必要以上に固まってベタつき、不自然な仕上がりになってしまいます。前髪は手に残っているワックスを手ぐしを通す程度で十分です。束感を出したいときは、毛先を指でつまみます。

どうしてもワックスをうまくつけられない方は、動画を見て練習しましょう。YouTubeのような動画投稿サイトで、さまざまな髪形にセットする方法が紹介されています。動画を見て練習するときは、鏡で自分のセットを確認しながら実践すると失敗しにくいです。

また、どうしてもうまくいかないときは、美容室で美容師さんに相談して教えてもらうのも手です。

※注意：音が出ます

朝の時間がなさすぎて、とりあえずワックスだけで寝癖を解決しようとするのは、初心者にありがちな失敗です。元々の髪自体が不要にうねっていると、いくらワックスをつけてもうまくいきません。それがつけすぎの原因になってしまう人も多いです。

ワックスは寝癖を隠すものではなく、ヘアセットをするためのもの。最低限水で髪をさっと濡らしブローするだけで、格段にセットしやすくなりますよ。

毛量が多すぎる人も、実はワックスで失敗しやすいです。毛量が多いとどうしてもワックスをつける面積が広くなってしまいますよね。ヘアセットもつけすぎのコントロールもしにくいため、ハードルが上がります。先に美容院で毛量を減らすなど対策をとったほうが、失敗しにくくなりますよ。

いかにもワックスでキメてます感を出したいときはいいですが、そうでないなら前髪と濡れ系ワックスは気をつけるべきポイント。長い前髪をアップバングにするとワックスをつける範囲も広くなり、いかにもセットしている感が出ます。

また、ツヤ・ウェット系ワックス(グリースやポマード、ジェル)は少量でもセット感が出やすいため、さりげなさを装いたい時には不向き。特にワックス禁止の学校では一目でバレてしまいますので、使わないようにしましょう。

ヘアワックスのCMに出てくる俳優のように、手に取ったヘアワックスで数秒で一発ヘアセットは、ほとんどの人はできません。寝癖のつき方もその日その日によって変わるため、それに合わせたヘアセットが必要になります。

まず全体にうっすらワックスをつけた後、必要な箇所のみ直していくやり方が、地道ですが初心者には堅実な方法です。

「ワックスを使いたいけれどベタつくから無理」と思う方も多いですよね。ワックス全般がベタつくものだったのは昔の話、実はベタつかないワックスもたくさん販売されています。束感ができるのにエアリーに仕上がるものや、サロン専売品からプチプラまでさまざまなベタつかないワックスがあるので、チェックしてみてください。

以下の記事では、ベタつかないワックスのおすすめ商品をご紹介しています。ぜひご覧ください。

ヘアワックスは、おしゃれなヘアスタイルを楽しむのに必須のアイテムです。初心者でも使い方に気を付ければ、美容室仕上がりのようなヘアセットがセルフでできます。本記事を参考に、自分にぴったりのヘアワックスを選んで、さまざまなヘアスタイルを楽しみましょう。