ブルーブラックのヘアカラーおすすめ5選│ブリーチなしでも染まる！

髪色を変えてみたいけれど、ブリーチは髪へのダメージが気になるし、あまり派手すぎると仕事にも影響が出そう。と、ヘアカラーしたいのに踏み切れないとお悩みの方に、ブリーチなしでも綺麗に色づく「ブルーブラック」がおすすめです。

黒色のようにも見える暗めカラーであるものの、黒髪にはない透明感や、光に透けた時の青っぽさがおしゃれだと人気があります。また、色落ちしても黄味がかった茶髪にならず、綺麗なカラーが維持できるのも魅力。派手過ぎないので、大人の方でも挑戦しやすいカラーです。

市販のヘアカラーでも発色しやすいので、なかなか美容室やサロンに行けない方にもおすすめです。この記事では「ブルーブラック」のヘアカラーの選び方や、上手く染めるコツをご紹介します。気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

ブルーブラックとはその名の通り、青みがかった黒色のカラーです。ブルーブラックで髪を染めると一見、黒髪のように見えるものの、光に透けると美しいブルーの色味が現れます。地毛では出せない、圧倒的な透明感もブルーブラックの魅力です。

ブルー系のヘアカラーは種類が豊富にありますが、その中でも黄味が少なく黒髪に最も近いカラーなので、日本人の髪や肌にも馴染みやすい特徴があります。また、ブリーチなしでも発色しやすいので、市販のヘアカラーで染めやすいのも人気の理由のひとつです。

華美になりすぎない上品さで、どんなファッションとも相性がよいブルーブラックは、若者から大人にまで人気のトレンドカラーとなっています。

日本人の髪色にも近いブラックがベースになっているので、肌馴染みが良いブルーブラック。光に透けると美しい青さが浮かび上がり、ツヤと透明感が感じられます。さらに肌とのコントラストが強いため、白く透き通るような肌に見せてくれるのもメリットです。暗めの髪色でも重たい印象にならないので、暗髪でも垢抜けたスタイルが手に入ります。

ブルーブラックは色落ちすると、グレーっぽい色味に変化します。寒色ベースのブルーブラックには赤味を抑える効果があり、色落ちしても黄ばんだ茶色になりにくいのが特徴です。そのためカラーリングした後も、透明感のある美しいカラーが持続しやすいです。またブリーチなしで染めれば、伸びた髪との色差も少なく、プリンになりにくい点もメリットです。

ブルーブラックは、会社の規則であまり派手な髪色にできない社会人にも挑戦しやすいカラーです。ブルーブラックは室内の照明で見れば、ほとんど黒髪に近いニュアンスになります。そのため、髪を染めているのがバレる心配がほとんどありません。むしろ、光が透けた時に感じられる微かな色味が知的なイメージや清潔感に繋がり好印象です。

ブラックベースで色味の主張が激しくないブルーブラックは、他の色とも相性抜群。インナーカラーやポイントカラーなど、他のカラーが隣り合っても喧嘩しません。また、ヘアスタイルによって可愛い印象にも、凛としたクールな印象にも仕上がるので、あらゆるスタイルの方が挑戦しやすいのもブルーブラックの魅力です。

大胆なレイヤーが特徴の「ウルフカット」は、ブルーブラックの青味を最大限に引き出せるヘアスタイルです。軽やかで動きのあるスタイルなので、色んな角度から髪に光が当たり、透明感のある青色がよく見えます。毛束感を出してキュートな印象にも、無造作な動きでハンサムな印象にもスタイリング可能です。

パーマで動きを出すと重たい印象になりがちのロングヘアでも、ブルーブラック特有のツヤ感と色味により軽やかさを演出できます。ヘアオイルなどで毛束感を出せば、より潤いのある透明感が生まれ、上品な大人の色気が抜群におしゃれです。黒髪に青っぽさが絶妙な差し色となり、垢抜けた印象を与えてくれます。

髪の長さが切りそろえられた「ボブスタイル」はブルーブラックが放つ「ツヤ感」をより際立たせます。レイヤーを付けないスタイルは髪のまとまりが強調されるので、表面の美しさが露になり高級感さえ感じられる仕上がりです。内巻きスタイルで丸みを出せば可愛らしいスタイルにもなりますし、外ハネやインナーカラーで遊ぶなど工夫次第でカジュアルな印象も作れます。

ブリーチなしで「ブルーブラック」にヘアカラーした場合、黒髪に透明感がプラスされ、髪質がやわらかな印象に仕上がります。ただし＂地髪のトーン＂が暗すぎると、青みが感じられない場合があります。トーンとは明るさのことです。

髪を光に透かした時に、茶色味を感じられる人はブリーチなしで染めても青みを感じやすく、逆に地髪が真っ黒であれば、青みは感じにくくなります。後者で青味が欲しい人はブリーチありがおすすめです。

ヘアカラーした髪は、染める前の＂ベース髪色＂によって色落ちの仕方が異なります。ブリーチなしで染めると黒もしくは、地髪の茶色っぽいカラーに。ブリーチした髪を染めると、金髪がベースになるので、黄色＋ブルーが合わさり緑っぽく色落ちする可能性が高くなります。なお、緑っぽさを軽減させたい場合は「ピンクシャンプー」か「紫シャンプー」の使用が有効です。

初めてセルフヘアカラーをする人には「泡タイプ」が扱いやすくおすすめです。泡状のテクスチャが髪1本1本にしっかりと密着するので、頭にまんべんなく塗り込みさえすれば大きな失敗がありません。また、見えにくい後ろの髪にも塗りやすいのがメリットです。

ただし乳液タイプやクリームタイプよりも染める力が弱い商品が多いので、髪が太めの方は染まりにくい傾向があります。

伸びが良いとろみのある「乳液タイプ」は、ロングヘアなど広範囲を染めたい方におすすめです。また、泡タイプよりも色が入りやすいので、太い髪・水を弾きやすい髪など染まりにくい髪質の方にも向いています。量をたっぷり均一に塗るのが、染めムラのない美しい仕上がりにするコツです。

髪質を選ばずどなたでも使いやすいカラー剤と言えば「クリームタイプ」が当てはまります。数種類のカラー剤を混ぜてからブラシにで髪に塗る仕様が多く、均一に塗るにはコツがいるため、初心者には少々扱いづらく感じるかもしれません。

しかし、部分染めがしやすいので、伸びた部分だけレタッチしたい場合や、ポイントカラーをしたい時に便利です。

ムラなく髪全体に色を入れるには、ヘアカラー剤をたっぷりと使用するのがコツです。髪が長い人は特に容量が足りずに染めムラができてしまう場合があります。大容量タイプもしくは、必要に応じて2箱以上、容量には余裕をもって用意しましょう。

ご参考までに、女性用のヘアカラーであれば、多くの商品がセミロングで1箱を目安に販売されています。

ヘアカラーすれば多少なりとも髪へのダメージはつきものです。極力髪を傷めずにカラーリングするためにも、トリーメント剤や美容液がセットになっているものを選びましょう。また、カラー剤自体にも保湿成分やトリートメント成分が配合されている商品もあります。髪へのダメージが心配な方は合わせてチェックしてみてください。

人気のブルーブラックは商品ラインナップも増えており、LOFTや東急ハンズ・ドラッグストアなど身近な店舗でも購入可能です。特に、ドラッグストアではカラーサンプルを置いている店舗も多く、リアルな仕上がりを想像できます。また、たくさんのメーカーや商品の中から探したいなら、Amazonや楽天などの通販サイトもおすすめです。

ブリーチ材を使用せず、2度のステップに分けて染める『ダブルカラー』で、ベースが黒髪でもブルーブラックに染められます。手順は以下の通り簡単。ただし、連続してヘアカラーをすれば髪も傷みやすくなるので、1度目のヘアカラー後1か月ほど時間をあけてから2度目のカラーをするのがおすすめです。

1. ブリーチをせず「明るいアッシュ系」のヘアカラーで染める
2. 2度目のヘアカラーで「ブルーブラック」に染める

ブリーチなしでブルーブラックに染めると、どうしても青色の発色は抑えめになります。ダブルカラーをした後に、もう少し青みが欲しいと感じたら、さらにブルーブラックのヘアカラーを重ねると発色を強めることが可能です。色の深みも増しますが、青みをさらに感じられるようになります。

髪を染めた後、美しい色味をキープするにはヘアケアが欠かせません。ヘアカラー直後から以下の項目に気を付けて、お気に入りの髪色を長続きさせましょう。

• ヘアカラーした当日は髪を洗わない
• カラーシャンプーを使う
• 毎日ドライヤーでしっかり髪を乾かす
• 洗い流さないトリートメントやヘアオイルで保湿する
• アイロン・コテはなるべく使用しない（使用するときは低温＆短時間で）

学校や会社で髪色に制限があるとヘアカラーで楽しみにくく憂鬱ですが、ブルーブラックなら暗髪のままでも、洗練されたおしゃれな髪を手に入れられます。落ち着いた髪色でヘアカラーを検討されている方は、旬のブルーブラックで抜群の透明感を体感してみてはいかがですか？