グレー系カラートリートメントのおすすめ16選｜アッシュグレーやグレージュも

今の髪色に満足できないとお悩みではありませんか。「ヘアカラーや派手な色には抵抗がある」と考えている方には、グレーのカラートリートメントがおすすめです。グレーにもさまざまな色合いがあり、今人気のグレージュやアッシュグレーなど選択肢があるのも嬉しいポイントです。

カラートリートメントは髪へのダメージも心配ありませんし、メンズや白髪が気になる方にも向いています。ドラッグストアでも手軽に購入できますが、メーカーによってグレーでも色合いが異なるので、種類が多いと何を基準に選べばいいか迷ってしまう方も多いですよね。

そこでこの記事では、市販のグレー系カラートリートメントの選び方やおすすめ商品を紹介します。記事の最後には使い方や色をキープする方法なども紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

グレー系カラートリートメントとは、グレーの染料が配合されたトリートメント剤です。カラーリングなどで傷んでしまった髪をケアしながら、髪色をチェンジできます。商品によって使用頻度は異なり、毎日使えるものから数日に1回までのものなどさまざまです。

また、カラートリートメントの中には「カラーバター」と呼ばれる種類があります。カラーバターはカラートリートメントより発色がよく、色もちが長い傾向です。白い一般的なトリートメントを混ぜ合わせれば、色の濃淡を調整できます。

グレー系カラーは、各メーカーによって色の濃淡は異なります。ベースの髪色が黒・茶・金・白金などによって、それぞれ発色も変わるのが留意点です。グレー系カラーの色合いを見ていきましょう。

• シルバーグレー：薄いグレー
• グレーアッシュ：グレーベースに青など寒色系の色を入れたカラー
• グレージュ：グレーとベージュの中間色

また、グレー系カラートリートメントはグレーと名前についていますが、見た目は紫色の傾向があるため、髪の赤みを抑える意味でグレー系が用いられます。

グレー系のカラートリートメントは、赤みを抑えているので上品な印象に仕上がります。黄色みが濃いアッシュ（くすみのある灰色）は、透明感があり年齢や性別を選ばないので幅広い層に人気ですが、退色が早いのがネックです。

そこにグレー系カラートリートメントを使うと、きれいな髪色をキープできます。また、グレーは髪を柔らかい印象に仕上げるので、適度な抜け感がおしゃれに見えるのも嬉しいポイントです。

グレー系カラートリートメントの色味は、メーカーによって異なります。そのため、以下のように自分の髪色にあわせてカラートリートメントの濃淡で選ぶのもおすすめです。

• 18レベル以上の明るめの髪色：色の薄いグレー系カラートリートメント
• 17レベル以下の暗めの髪色：色の濃いグレー系カラートリートメント

ただし、元の髪色でも仕上がりは変わってきます。白髪が多い方やブリーチ+ハイトーンカラーの場合はグレーがしっかり入るので、黒髪特有の赤みや黄ばみを抑えた、ブルネットのような仕上がりになるのがポイントです。

ブリーチをしていない茶髪や黒髪の場合は、髪色の変化はあまり期待できません。しかし、トリートメントのヘアケア効果で、髪にツヤを与えられるのはメリットです。

グレー系カラートリートメントは髪色をチェンジするだけでなく、一般的なトリートメントと置き換えができます。そのため、髪にいい成分が含まれているかで選ぶのもおすすめです。

グレー系カラートリートメントの多くには、髪を保湿する成分・キューティクルを整えられる成分が含まれています。特におすすめの成分は、以下4種類です。

• ヒアルロン酸
• リビジュア
• シルクプロテイン
• アルガンオイル

髪に負担をかけにくいものを選ぶなら、ノンシリコン・植物由来成分などもチェックしてみてください。

髪色チェンジを頻繁に行う場合、使い続けられるような金額がおすすめです。少量しか入っておらずすぐに使い終わってしまうようなものや、あまりに高額なものは連続使用が負担になります。

グレー系カラートリートメントは1度の使用で発色は期待できず、量が少ないとすぐに購入しなければならないため面倒になってしまいます。そのため、満足できる量でコスパがいいものをチェックしましょう。

Nature＆Co（ネイチャーアンドコー）のボタニカルカラートリートメント02 STONE GRAYは、市販されているプチプラのグレー系カラートリートメントです。ボタニカル染料を配合しているため、髪を補修しながらほんのり髪色をチェンジできます。

いつものコンディショナーと置き換えができ、シャンプー後に気軽に使用可能です。ノンシリコン処方で、頭皮・毛髪への負担が少ないため日常使いができます。

MANIC PANIC（マニックパニック）のシルバースティレットは、ナイフのような鋭いシルバーが有名なグレー系カラートリートメントです。シルバーに髪色チェンジできますが、色味は薄いためハイブリーチが必須になっています。

髪の生え際にはバイオプロテクションのような油性ローションなどで皮膚を保護する必要があるため、頭皮が弱い方にはあまりおすすめできません。

PAIMORE（パイモア）のスペクトラムカラーズ・ペールグレージュは、髪になじみやすいテクスチャーのグレー系カラートリートメントです。独自のテクノロジーにより、毛先まで均一に髪色をチェンジできます。

また、ホホバオイルが配合されており、髪を補修してくれるところが魅力です。セラミド代替CMC類似物質が毛髪にしっかり浸透します。グレー・シルバー系が他に5色あるほど、パイモアのスペクトラムカラーズはカラーバリエーションが豊富です。

annadonna（アンナドンナ）のエブリカラートリートメント・グレーは、ほんのり髪色をチェンジするグレー系カラートリートメントです。エブリカラートリートメントは、1ヶ月平均で約76,000本売れています。

通常のトリートメントと置き換えができるため、気軽に使用できるのが魅力です。皮膚につきにくい染料を使用しているため、素手で使えるのも魅力と言えます。

AncelsColorButter（エンシェールズカラーバター）のダークシルバーは、Amazon売れ筋ランキング第3位を獲得したグレー系カラートリートメントです。ブリーチした白金の髪色なら、特にきれいに発色します。黄みが残っているハイトーンだと、マットな緑っぽく発色するため注意しましょう。

90%以上がトリートメント成分でできており、ダメージケアをしながら使用できます。髪にダメージを与えにくく、仕上がりはしっとりなめらかな指通りです。また、エンシェールズカラーバターはドンキで手軽に購入できるのも魅力です。しかし、店舗によってカラーのナインナップや価格が異なる場合がある点は考慮してください。

カラートリートメントは、以下の使い方が効果的です。

1. シャワー・水スプレーなどで髪を濡らす
2. 髪を拭く（商品によっては濡れた髪の方が染まりやすい場合があります。）
3. 髪の一部に塗って、発色を確認
4. 髪全体に塗り広げる
5. 5〜15分程度置く（放置方法・放置時間は商品によって異なります。）
6. お湯でしっかり洗い流す

皮膚につきやすい商品の場合、耳を保護するイヤーキャップの使用も検討してください。

髪をグレーに染めようと思ったものの、仕上がりが緑に変色してしまう場合があります。その原因は美容師の方でも説明できない方が多いものの、カラートリートメントに含まれるHC色素によって化学反応を起こした結果と考えられています。

HC色素は青い色素が残りやすく、赤い色素が抜けやすいです。髪が傷んでいたり、カラー後に使用するシャンプーの洗浄力が高すぎると、過剰に赤い色素だけが抜けてしまい、青い色素が残った結果、緑になります。

グレーに紫を混ぜると発色がよくなるのは本当で、美容師の方もよく使う方法です。ただし、紫はとても濃い色なので、使用するのは5～10％程度の少量にする必要があります。

そのため、自分で染める場合はグレーと紫の2色分購入する必要があり、紫が多く残ってしまいます。また、加減が難しい点もあるので、美容室で染めてもらうのがおすすめです。

グレー系カラートリートメントは、暖色系カラーに比べると色落ちが早い傾向があります。色持ちを長くさせるためには、定期的な使用がおすすめです。カラートリートメント自体の負担にも異なりますが、平均して3日に1回程度の使用頻度が効果的です。

この記事では、グレー系カラートリートメントの選び方・おすすめ商品を紹介しました。グレー系カラートリートメントでは、自宅で簡単に髪色チェンジできる優れものです。本記事を参考に、自分にぴったりのグレー系カラートリートメントを探してみましょう。以下の記事もあわせてご覧ください。