【2023】市販ヘアカラーの人気おすすめ27選｜簡単に傷まない・傷みにくい！

ヘアカラーは、市販のものを使えば、美容院へ行かずに自宅でもセルフカラーが簡単に行えます。仕事で忙しく、なかなか美容院へ行く時間が取れない方・節約をしたい方・自分好みのヘアカラーを実現したい方などに重宝されるアイテムです。

アッシュやグレージュなど、トレンドの色を押さえた市販のヘアカラーが数多く販売されており、自分でも流行のヘアカラーを作れます。しかし、種類が多くて選ぶのに迷ってしまう方も多いです。また、髪もなるべく傷まないようにしたいですよね。

そこで今回は、ヘアカラーの選び方やおすすめ人気商品を紹介します。傷みにくいヘアカラーやセルフカラーの方法を説明するので、ぜひ参考にしてください。記事の最後にはグラデーションカラーの方法も紹介していますので、こちらもあわせてチェックしてみてください。

泡タイプのヘアカラーは、セルフカラーが初めての方や手軽に染めたい方におすすめです。カラー剤をシャンプー感覚で塗布していくタイプのため、うまく染めるられるか不安な方や不器用な方でも使いやすいです。

また、染める箇所ごとに髪をブロッキングしたり、コームを用意したりする手間も省けるため、時短にもつながります。泡タイプは、しっかりと泡立った状態でなければ髪に密着しないため、くしゅくしゅと泡立てながらつけるのがおすすめです。

なりたい髪色やトーンによって選ぶヘアカラーも違ってきます。自分の現在の髪の色も考慮して、適切なヘアカラーを選んでいきましょう。

ヘアカラーは、商品によって仕上がりの明るめ・暗めなどトーンが異なります。明るさは、パッケージに表示されている場合がほとんどです。数字で記載されている場合には、地毛が5トーン程で、明るくなるほどに数字が大きくなります。

商品によっては、カラーチャートのグラフで「明るい」や「やや暗い」など、大まかに表示されているものもあります。分かりにくい場合には、仕上がりの写真を参考にしましょう。

パッケージを見てもうまく判断できない方は、自分がイメージしている明るさよりも少し暗めのヘアカラーがおすすめです。

なりたい髪色に染めるためには、染める前のベースの髪色が大きく影響します。ベースの髪が地毛の黒髪だったり、濃い色で染まっていたりする場合は、明るい色には染まりにくいです。そのため、カラーの回数を重ねる必要があります。

現在すでに染まっている髪の場合、同系統のカラーであれば、染まりやすく色落ちもしにくい傾向です。一方で、違う系統の色にしたい場合は、何度か繰り返して色を入れると、理想の色のようにきれいに仕上がります。

フルカラー用のヘアカラーは、基本的に、メンズ用とレディース用の大きな違いはありません。しかし、メンズ用のヘアカラーは無臭に近い商品や、ケアアイテムが付属していない商品が多い傾向にあります。

また、レディース用よりカラーバリエーションが少ない商品もあります。メンズ用の中で自分好みのカラーが見つからない場合には、レディース用の中から選んでみましょう。

前述したように、メンズ用もレディース用も大きな違いはありませんが、レディース用は、花の香りや甘い香りがついていたり、ケアアイテムが付属している商品が多いです。

また、メンズ用よりカラーバリエーションも豊富なため、自分好みのカラーを見つけやすいのがメリットです。どれを選んだらいいかわからない方は、口コミなども参考にしてみてください。

おしゃれ用ヘアカラーは、白髪が全体の10％程度であれば使用できますが、白髪全体のカラーには白髪染めヘアカラーが適しています。白髪染め用のヘアカラーはクリームタイプの商品が多く、気になる個所にピンポイントで塗れるのが特徴です。

また、白髪染め用のヘアカラーは、使いきりタイプではなく、何回かに分けて使用できる商品もあるため、コスパにも優れています。白髪に悩んでいる方は、ぜひ気になるカラーに挑戦してみてください。

ヘアカラーをしてから一定期間経過すると、根元が黒くなったり毛先が明るくなってきます。市販のヘアカラーで髪を染めている方は、根元や毛先だけが気になった場合でも、フルカラー用で髪全体を染め直す方も多いですよね。

しかし、フルカラーは髪へのダメージが大きいため、部分的に気になるのであれば、「リタッチ」がおすすめです。クリームタイプのヘアカラーを選べば、気になる個所のみ染められます。

染める部分と染めない部分の色味を合わせるため、テクニックや知識も必要とします。初心者の方や苦手意識のある方にはおすすめできませんが、セルフでのヘアカラーに慣れている方はぜひ試してみてください。

黄みがかった、明るく血色感のある肌を持つ「イエローベース春（スプリング）タイプ」の方は、活発でキュートな印象を与える、ビタミンカラーや温かみのある明るい色がおすすめです。

黒髪やブルー系のカラーは、顔が暗く見えたり、くすんで見えるので、できるだけ明るめのトーンのヘアカラーを選んでみましょう。

特におすすめの色として、ライト・ミディアムブラウン、ミルクティーベージュ、イエロー・ゴールドベージュ、ピンク系、オレンジ系、オリーブカラーなどがあります。

黄みが少なく、透明感（※）のある白い肌色の「ブルーベース夏（サマー）タイプ」の方は、涼しげでさわやかな色や、やわらかいパステルカラーがおすすめです。上品でやわらかな印象を持つパーソナルカラーのため、ツヤっぽく透明感があり、ソフトな髪色が合います。

黒髪などのはっきりした色や黄みのある色はできる限り避け、アッシュやブルー系、グレー系など、くすんだ色を選んでみましょう。特に、レッドブラウン・アッシュブラウ・グレージュ・ネイビー・ローズピンク・ラベンダーなどを試してみてください。

（※）肌が潤い透き通るような印象

黄みがかったベージュの肌色の「イエローベース秋（オータム）タイプ」の方は、華やかで大人っぽくシックな雰囲気を持っています。このタイプの方には、深みのある色や、秋のようなこっくりとした色が相性抜群です。

ハイトーンやピンク、アッシュ系のカラーはなじみにくいため、チョコレートブラウンやオリーブブラウンなど、シックで深みのある色に注目してみてください。そのほか、ダークブラウン・カーキグレージュ・スモーキーオレンジ・レッドブラウンなどもおすすめです。

黄みが少なく、青みがかった白っぽい肌をもつ「ブルーベース冬（ウィンター）タイプ」の方は、クールで都会的な印象を持っています。このタイプの方には、ビビッドカラーや寒色系など、メリハリのある色が適しています。

中でも、透けるような白い肌をもつタイプの方は、透明感（※）の出るグレーやパープル、ブルー系などの暗めの色を選ぶと、さらに透明感がアップします。イエロー系の色は、肌がくすんで見えるため、避けた方がベターです。

特におすすめの色は、ブラック・ダークブラウン・ブルーブラック・ダークグレージュ・ボルドーワインレッド・パープルなどです。

ブラウンやベージュは、多くの方に愛されている王道の色です。季節を選ばず、どのようなファッションにも合わせやすいため、安定した人気があります。また、白髪ぼかしにもおすすめの色で、ブラウンやベージュをベースとした、ほかのカラーとの組み合わせも人気です。

セルフでのヘアカラーでは、組み合わせはなかなか難しいですが、まずは一度ブラウンやベージュのヘアカラーを試してみましょう。その後、やはり組み合わせをしてみたいと思ったら、美容院へ相談してみるといいですよ。

グレージュは、グレーとベージュをミックスしたトレンドの色です。アッシュグレーなどの色は、日本人の髪質だとパサパサとした印象になりがちですが、そこにベージュを加えるとツヤがアップし、透明感（※）のある髪に仕上がります。

夏には明るいヘアカラーを選ぶ方も多いですが、暗めのトーンの髪も根強い人気があります。そんな時には、ブラックやブラウンのトーンを落として、動きの出るグレージュヘアーでこなれ感を演出してみましょう。

（※）肌が潤い透き通るような印象

アッシュは、グレーのような絶妙なくすみ系の色で、透け感やこなれ感のある髪へと仕上げてくれる色です。アッシュ単体のヘアカラーを選んでもいいですが、日本人の髪質ではパサついて見える場合もあるので、アッシュに別のカラーを加えたものがおすすめです。

別のカラーを加えたものとしては、アッシュブラウンやアッシュピンク、アッシュパープルなどの色がおすすめです。

ピンクは、特に女性らしい色です。かわいいイメージにしたい、女性らしさを演出したい方は、ピンク系の色を選んでみましょう。

光が当たった際に、さりげなくピンクが出る色味のヘアカラーを選んでもいいですし、夏にはビビッドなピンクを部分的に入れて、個性的なヘアカラーに挑戦してみるのもおすすめです。

モード系のトレンド感のある色を試したい方は、暗めのネイビーや暖色のレッドやオレンジがおすすめです。SNS上でも注目が集まっていて、すでに多くの方が取り入れています。レッドやオレンジは個性的な色ですが、取り入れ方次第で今っぽさを演出できます。

また、ネイビーは暗めの色ですが、ツヤっぽさがあり大人な女性の印象を演出できます。夏でも重たくなりすぎず透け感のあるカラーもありますので、ぜひ挑戦してみてください。

秋冬の季節を感じさせる暖色系カラーをしたい方は、彩度の低いくすみ系がおすすめです。暖色カラーはもともとの日本人の髪色に近いので、ブリーチをしなくても色が入りやすいのが特徴です。また、アッシュ系から暖色系にトレンドが移っており、くすみ系がトレンドカラーなので、ぜひ流行の最先端を試してみてください。

特に女性には、「かわいい」・「フレッシュ」・「エレガント」・「クール」など、なりたいイメージがあります。髪型によっても印象は大きく変わりますが、髪色でもイメージを変化させられます。

「かわいい」イメージならピンク系、「フレッシュ」なイメージならビタミンカラー、「エレガント」なイメージならレッド系、「クール」なイメージなら暗めの色など、イメージに合った色のヘアカラーをチョイスしてみましょう。

ヘアカラーに合わせて、ファッションやメイクとのバランスもうまく調整して、イメージ作りを楽しんでみてください。

市販のヘアカラーは、色持ちが1カ月程と言われています。しかし、アッシュなどのくすみ系の色は特に色落ちしやすいため、口コミなども参考にして、できる限り色持ちのいい商品を選ぶのが大切です。

また、絶対に長持ちさせたい方は、レッド系や深みのある色を選ぶと色落ちしにくい傾向があります。ヘアカラー後に、カラーシャンプーやカラートリートメントを活用して、色持ちを良くさせるのもおすすめです。

ヘアカラーをするにあたって、気になるのが髪へのダメージです。髪が傷んでいると、パサついて見えたり、まとまらなかったり、色も抜けやすくなったりと、いい状態ではありません。

できる限りダメージを抑えてヘアカラーをする場合には、髪を傷めない商品を選ばなければなりません。その際には、商品に配合されている成分に注目してみましょう。特にダメージを抑えるのに有効な成分とされているのが、「ホホバオイル」です。

ホホバオイルは、髪や皮膚の保湿・保護効果に優れていると言われています。実際に、傷みにくいと人気を集めている商品にはホホバオイルが含まれています。成分表をチェックして、ホホバオイルが含まれているかどうかで購入を決めてみましょう。

男性の場合はそこまで気にする必要はありませんが、女性は、髪の長さによって内容量にも注意しなければなりません。ヘアカラーのほとんどの商品の内容量は、セミロングヘアで1回分です。

そのため、ロングヘアの方は1箱では足りず、ムラになったり、きれいに発色しなかったりする場合があります。同じ商品を2箱購入するか、内容量の多い商品から選ぶようにしましょう。

ヘアカラー後は、髪のダメージケアが大切です。商品によっては、あらかじめ美容液・ヘアパック・トリートメントなどのケアアイテムが付属している場合があります。

これらのケアアイテムを活用すると、ヘアカラー後の髪のダメージを軽減したり、髪の毛を保湿できます。商品に美容液・ヘアパック・トリートメントが含まれているかどうかもチェックしましょう。

また、メンズ用のヘアカラーには付属していない商品が多いので、ケアアイテムがほしい方はレディース用のヘアカラーの中から選んでみてください。

ヘアカラーをする際、前回と同じ色なら問題ありませんが、ガラリと色を変える場合は1回で希望の色に染めるのは難しいです。たとえば、黒髪をいきなり明るいカラーに染めようとすると色ムラができやすくなります。

暖色系カラーを寒色系カラーにするのも一度では難しいので、段階を踏んで仕上げていくのがおすすめです。何度かカラーを重ねていくと、最終的に希望のカラーに近づきます。

なりたい髪色とヘアカラーが決まったら、セルフカラーに挑戦してみましょう。髪を傷めずにきれいに染めるセルフカラーの手順を以下に紹介します。

1. 髪をクシでとかしておく
2. 髪をヘアゴムやクリップでブロックごとに分ける
3. おでこやうなじなどの生え際をカラー剤から守るためにフェイスクリームを塗る
4. 首にタオルをかける、ラップを上にのせるとタオルが汚れるのを防げる
5. 耳にイヤーキャップかラップで包む
6. カラー剤を混ぜる
7. 襟足を根元から毛先の順で塗る
8. 後頭部の根元を塗る
9. 側頭部の根元を塗る
10. 前髪の根元を塗る
11. 全体を塗る、毛先は最後でOK
12. ラップを頭に巻いて放置する
13. 洗い流す前にお湯を頭に馴染ませて2～3分放置する
14. 38℃以下のぬるま湯でカラー剤を洗い流す
15. シャンプーで洗ってトリートメントを付ける
16. 洗い流さないトリートメントをつけてからドライヤーで乾かす

また、セルフカラーの際は、カラー剤にアレルギーを起こさないか、必ずパッチテストをしてください。そのほか、換気しながら行う・液だれ防止のため乾いた髪の毛で行う・入浴時に行わない・カラー剤を皮膚に付けないように手袋をする、などの注意点があるので、気を付けて実施しましょう。

自分に合う髪色の色選びに迷ったら、ヘアカラー診断がおすすめです。花王やホーユーなどのヘアカラーメーカーの公式サイトでは、肌の色や瞳の色、顔立ちに合わせて似合う髪色や明るさを提案してくれます。

質問に答えていく簡単なタイプから、カメラを使い髪色のシミュレーションし、色見本として活用できる本格タイプまで、さまざまな診断があります。自分に似合う色やパーソナルカラーを把握しておけば、ヘアカラーはもちろん、メイクや服装まで自分に似合う色を上手に取り入れられます。

毛先に向かって明るさや色のトーンを徐々に変えていくグラデーションカラー。自然な立体感を出したり雰囲気を変えられたりと人気のカラーリング手法です。美容院では高価になりがちなグラデーションカラーもセルフカラーなら手軽に行えます。

毛先を明るくする場合は、ブリーチをしておきます。グラデーションをつける方法は、毛先から時間をおいて重ねて薬剤を塗っていく「時間差」が最も簡単です。そのほかには、難易度は高めですが2色のカラー剤を使用する「色違い」や、少量の毛束をつまんでブリーチする「指塗り」などがあります。

カラートリートメントは、傷んだ髪をケアしながら、カラーリングもできる優れたアイテムです。回数を重ねて徐々に色を定着させ、潤いを保ちながら髪を着色できます。トリートメントなので、ヘアカラーより傷みにくいと言われています。

また、ヘアカラー後の自分の髪色に合ったカラートリートメントを選ぶと、髪色の持ちを良くしてくれます。ヘアカラーを選ぶ際に、同じ色のカラートリートメントも一緒に購入してみてください。以下の記事では、おすすめの商品を一緒に紹介しています。

ヘアカラーのおすすめの選び方や人気商品26選をランキング形式ご紹介しましたが、いかがでしたか。色や特徴などによって選び方が異なるので、ポイントを押さえて、より自分に合ったヘアカラーを手に入れましょう。