ブリーチ剤のおすすめランキング10選｜少しだけ使いたい方に小分けタイプも【市販】

黒髪・ダークブラウン系の髪色の方のなかには、ヘアカラーが上手く入らない・髪色が明るくならないと悩む方も多くいます。実は、家庭でヘアカラーをする際も、最初にブリーチでしっかりベースを作ると綺麗にカラーが入るのでおすすめです。

ブリーチといっても、などさまざまな種類が販売されています。少しだけ使いたい場合や部分ブリーチに適した少量だけ小分けで売られているタイプや、ケアができるブリーチなどがあります。店舗では数多くの商品が取り扱われているため、どれを買っていいか迷う方も多いです。

そこで今回は、市販のブリーチ剤の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。初心者に優しい泡タイプや、小分けで使える業務用タイプなど、多くのおすすめ商品をご紹介しているので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。記事の最後には、ブリーチの効果的な使い方を紹介しています。

まだ市販のブリーチ剤の扱い方に慣れていない方には泡タイプと書かれている商品がおすすめです。肌当たりのいいふわふわの泡で髪の毛を揉み込んで脱色するのが特徴であり、細かな泡が髪の生え際まで密着するので、色ムラが起こりにくいとされています。

手袋をした手であればシャンプーのような感覚で使えるので、初心者でも1人で簡単に塗れる点が魅力です。そのため、自宅で手軽にブリーチをしたい方向けのテクスチャーといえます。実際に使う時にはスピーディーに塗ると綺麗に仕上がります。

髪全体をナチュラルに明るくしたい方には「クリームタイプ」と呼ばれる商品がおすすめです。数あるブリーチ剤のなかでもポピュラーなテクスチャーであり、1剤・2剤と呼ばれる2種類の薬剤を混ぜて使います。

泡タイプよりもさらにテクスチャーが硬いものが多く、髪の毛にしっかり絡みついてくれるため、使用中に液だれが起こりにくい点が魅力です。仕上がりも他のブリーチ剤よりナチュラルであるため、髪全体を少し明るくしたい場合や、カラー前のベース作りに便利です。

その反面、時間がかかってしまうと仕上がりにムラができやすいため、初心者の場合は、クリームタイプのなかでもテクスチャーが柔らかめのもの・クシ型ノズルを採用しているものを選びましょう。

ピンポイントで脱色したい場合には「スプレータイプ」と呼ばれる商品がおすすめです。他のタイプのブリーチ剤のように薬剤を混ぜ合わせる必要がなく、脱色したい部分にミストを直接吹きかけて使えるので、少しだけ使いたい場合や初心者にも向いています。

その反面、他のタイプのブリーチ剤よりも脱色力が弱いため、ヘアカラーの発色を一気に強める場合には不向きです。プリン髪を目立たなくしたり、少しずつ髪色をトーンアップさせたい時に便利なタイプです。

パウダータイプは、業務用で入っているものも多く、少しだけ使いたい方や使いたい分だけ使える方におすすめです。残りは小分けに保存すればWブリーチや次回のブリーチのためにとっておけるので、コスパもいいです。パウダータイプは、サロンでも使用されている場合も多く、市販のブリーチよりも脱色しやすい特徴があります。

市販のブリーチ剤を購入する際には、できるだけ髪に負担がかからない工夫が施されているものを選びましょう。

これまでブリーチを何度もしてきた方や、ダメージヘアを脱色したい方には、薬剤に保湿・毛髪修復成分が入っているケアブリーチをおすすめします。ケアブリーチは傷まないブリーチをしたい方にも使いやすいヘアカラー剤です。

保湿効果があるとされるココナッツオイルや、髪の結合を強くするとされるジカルボン酸などの成分が、髪への負担を軽減するだけでなく、より美しくツヤのある髪色に仕上げます。

ブリーチ時の髪へのダメージが気になる方には、ヘアケアグッズが付属している商品もおすすめです。ブリーチ直後の髪はキューティクルが開いたままになっており、外部からの刺激を受けやすい状態になっています。

そのため、ブリーチ後の髪をそのままにすると、パサつきや枝毛・切れ毛などの原因となってしまいます。脱色後のダメージを軽減するために、トリートメントや美容液が付属しているブリーチ剤を選ぶのも一つの手段です。

インナーカラーやイヤリングカラーなど、小分けでブリーチをするなら業務用のブリーチがおすすめです。小分けタイプは、使いたい量だけとっておけるので、定期的にブリーチをする方にも使いやすいです。業務用は1回あたりの価格にするととても安い傾向にあります。

また、ブリーチ後のヘアケア方法にお悩みの初心者の場合は、市販のブリーチ剤のなかでもラインナップにシャンプーやコンディショナーがあるブランド・シリーズを選ぶのがおすすめです。

通常のシャンプーでブリーチ後の髪をケアすると、シャンプーの洗浄成分が原因で色落ちしてしまう場合もあります。しかし、ブリーチ剤と同シリーズ・ブランドから展開されているヘアケア用品は、ブリーチ用に製造されているものも多いため、ブリーチ・ヘアカラー後の髪にも優しく、色あせを防ぐ効果があります。

市販のブリーチ剤は、性別に合わせたカラーバリエーションやスタイルを採用しているものがあります。初心者の方は性別によるブリーチ剤の特徴の違いを知ってから購入するのもおすすめです。

男性の髪はホルモンの影響により、女性よりも脂っぽい傾向にあるため、通常のブリーチ剤やヘアカラー剤では髪に薬剤が入りにくいとされています。

そのため「メンズ・男性用」と書かれている市販のブリーチ剤は、薬剤が強く、しっかり脱色できるものが多いです。ヘアカラー成分が入ったブリーチ剤も展開されており、男性に人気の落ち着いたくすみカラー・ダークカラーが多く販売されています。

「レディース・女性用」の商品は、髪の長さ・ヘアスタイルのバリエーションが豊富な女性に合わせ、1箱あたりの内容量が多い傾向があります。また、「レディース・女性用」のブリーチ剤は髪へのダメージを考えて、薬剤が弱めになっているものも少なくありません。

また、男性向けのブリーチ剤よりもトリートメント成分を加えたものや、明るい色味・仕上がりにするものが多く販売されています。

パルティは『ダリヤコーポレーション』が展開するブランドの1つであり、気分やライフスタイルに合わせて使える、ヘアカラーシリーズを数多く販売しています。女性用ヘアケア用品が中心ですが、男性向けのブランドとして、メンズパルティが別で展開されています。

ブリーチ剤については、ほのかに色づくナチュラル系から、美しいゴールドヘアに仕上がるハイトーン系まで、多彩な明るさのものが用意されている点が特徴です。「その日の気分に合わせて髪の明るさを調節したい」方にもおすすめできます。薬局で気軽に買えるヘアカラーです。

GATSBY（ギャッツビー）は、男性向けヘアケア用品を数多く展開している『マンダム』が手掛けたブランドの1つであり、男性のかっこよさを引き立てるヘアカラーシリーズが注目されています。

特に脱色とヘアカラーが一度で完了できるブリーチ剤が高い人気を誇っており、ナチュラルに個性を演出できる豊富なカラーバリエーションが用意されています。クリームタイプのテクスチャーが多いため、ブリーチ初心者・経験者問わず手軽に挑戦できる点が魅力です。

フレッシュライトは、サロン・美容院でも高い人気を集めている『シュワルツコフプロフェッショナル』が展開するヘアカラーブランドの1つです。さまざまなスタイルでヘアカラーが楽しめるように、多彩なテクスチャーが展開されている点が特徴といえます。

ブリーチ剤についても、髪全体の脱色ができるクリームタイプだけでなく、ポイントブリーチやプリン髪のケアに使えるスプレータイプなども展開されているため「もっと自由にヘアカラーを楽しみたい」方にもおすすめです。

市販のブリーチ剤は、1箱あたりの内容量が商品によって異なっているため、購入する際には、必ず1回の使用に必要な量をチェックしてから選ぶようにしましょう。ヘアスタイルや毛量に対して少ない・多すぎる量を使っていると脱色時にムラが出てしまい、仕上がりが悪くなってしまいます。

特に女性は、同じブリーチ剤を使う場合であっても、髪の長さ・毛量によって脱色1回分に必要な量が変化します。コスパ重視の方は、内容量と値段のバランスを見ながら、全体用か部分用かなどをチェックしながら、自分の髪の量に合った商品を選びましょう。

色抜け最強のホワイトブリーチをしたい方は「ホワイトブリーチ用」の薬剤をおすすめします。一般的なブリーチ剤は、明るい茶色・ゴールド系の色味しかならず、市販のブリーチ剤だけでホワイト・プラチナ系の色に仕上げるのは困難です。

ホワイトブリーチ用の薬剤は、基本的には通常のブリーチ剤と同じ仕組みで脱色しますが、ホワイトヘアにする技術を取り入れた商品のため、ハイブリーチよりもさらに明るいホワイトカラーに仕上げられます。サロン専売品の薬剤は、綺麗なカラーが出せるので韓国風ハイトーンを楽しみたいなら特におすすめです。

ブリーチ剤を塗る前にクシ・ブラシで髪をしっかりとくと、髪の1本1本に薬剤が入りやすくなり、ブリーチ後の色ムラを防げます。ポイントブリーチをする場合には、脱色したい部分のみに薬剤を染み込ませられるように、ブロッキングして行いましょう。

またブリーチ剤にはさまざまな薬品が入っているため、肌質によっては素手で触ると肌荒れやかゆみ・炎症を起こしてしまう場合があります。あらかじめビニール手袋・ゴム手袋などを用意してから使い始めましょう。

頭頂部や毛先から塗り始める方もいますが、頭頂部や毛先にたくさんの薬剤を使ってしまうと、色が入りにくい襟足や耳の後ろなどに塗る時に薬剤が足りなくなってしまい、色ムラの原因になります。

ブリーチ剤を実際に塗る時は、頭頂部や毛先から染めるのではなく、襟足・耳の後ろなどの薬剤が入りにくい部分から塗り始めるようにしましょう。

ヘアカラーと同様、ブリーチ剤も色素を抜くまで時間がかかるため、均等に薬剤を塗った後はしっかり休ませて薬剤を髪の芯まで浸透させます。放置時間は商品・使用量によって違うため、あらかじめパッケージや説明書で時間を確認しておきましょう。

薬剤を髪の芯まで浸透させている間は、ブリーチ剤が肌や家具などに付着しないように、ビニールキャップなどを被せておくと汚れにくいのでおすすめです。しっかり休ませたら、ぬるま湯でブリーチ剤を洗い流します。

市販のブリーチ剤を使えば自宅でも簡単に脱色ができますが、一度薬剤を混ぜたブリーチ剤は1回の使用で使い切る必要があります。

眉毛の脱色・ポイントブリーチをした後、余ったブリーチ剤を残しておく方がいます。しかし、残った薬剤を密閉した容器などで保管してしまうと、容器内でガスが発生し、容器の破裂・異臭の発生を引き起こす可能性もあるため、大変危険です。

部分的にブリーチをする場合には少量タイプの商品を使い、万が一混ぜたブリーチ剤が残ってしまった場合は、必ず洗い流して捨ててください。ブリーチ剤の捨て方は各商品の取り扱い説明書を確認し必ず守りましょう。

ブリーチ剤は、市販で買えるものと美容室などの専門店で買えるものがあります。安いものが欲しい方にはドンキなどの市販で買えるものがおすすめです。市販のものは手袋やコームなどもセットで入っているため、買ったその日に使えます。逆に価格は高くてもしっかりと脱色したい方には美容室などで買えるサロン専売品がおすすめです。

ブリーチをした髪は大きなダメージを受けている状態のため、トリートメントを使ったケアがとても大切です。下記の記事でブリーチ後の傷んだ髪のダメージ補修に役立つおすすめのトリートメントをご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

ヘアカラーの仕上がりをよりアップさせられるブリーチ剤は、他にもさまざまな種類が販売されています。カラーリングの色味をより美しくしたい方は、ぜひ今回ご紹介した選び方・おすすめの商品を参考に、自分に合ったブリーチ剤を探してみましょう。