【くせ毛・薄毛】メンズ用トリートメントおすすめ26選｜洗い流さないタイプも

ヘアケアにおいて、トリートメントは髪に栄養を与え、健やかな状態を保つために欠かせません。最近では洗い流さないトリートメントも登場し、美容院や理容室で使われるだけでなく、市販されるようになっています。

トリートメントは、くせ毛や薄毛に悩む男性にもおすすめです。トリートメントで髪に潤いを与えケアし、くせ毛を落ち着かせる効果も得られます。定期的に縮毛矯正などをしている方は、特に髪が痛みやすいのでダメージケアは必須です。

そこで今回は、メンズ用市販トリートメントの選び方やおすすめ商品をランキング形式で紹介します。この記事の最後には、トリートメントの効果的な使い方もあわせて紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

トリートメント・リンス・コンディショナーはどのように違うのでしょうか？トリートメントは、髪の大事な成分であるタンパク質やそれをコーティングしているキューティクルに栄養素を与えます。また、抜け毛予防やふけ・かゆみを抑える効果のあるタイプもあります。（※）

リンスは、髪の表面を油分などでコーティングするのが特徴です。手触りは良くなりますが、トリートメントのような芯に栄養を与える効果はありません。また、コンディショナーは呼び方が違うだけでリンスと同じです。

※「医薬品」「医薬部外品」で承認を受けた商品に限る

お風呂で洗い流すトリートメントは、シャンプー、コンディショナーの後、水気を切ってから適量を髪に塗ります。その後10秒ほどおいてから洗い流しましょう。キューティクルは暖かい所では開く性質があるので、シャンプー後には成分が髪の芯まで浸透しやすくなります。

そのため、パサついた髪やカラーリングなどによるダメージヘアの方におすすめです。外で紫外線を浴びたときには、思ったよりもダメージを受けているので、早めに使用しましょう。

洗い流さないトリートメントは、お風呂上がりに使用します。ドライヤーの熱から髪を保護したり、髪の芯まで栄養を行き渡らせたり、髪を保護する効果が高いです。

お出かけ前のヘアアイロンなどでのスタイリング時にも、1～2プッシュして髪に馴染ませるだけなので、どこでも簡単に使えます。香りがついているタイプも多く、好きな香りのものを探せるのも魅力ポイントです。

男性は女性よりも太くてかたい髪質の方が多く、広がってしまったりボリュームが出すぎてしまったりと悩む方も多いです。さらにパーマやカラーリングをしている方は、より一層ゴワゴワしてしまっているはずです。

ごわつきやすい髪をさらさらするには、オイルタイプをおすすめします。ドライヤーのダメージから守ってくれる役割もあるので、スタイリング前に使うと効果的です。くせ毛や剛毛の方でもヘアスタイルにまとまりがでて、ミストやクリームよりも長く持つため、夕方までキープしやすいです。

髪質は柔らかいけど、髪のぱさつきや乾燥が気になる方にはクリームタイプがおすすめです。ドライヤーの前だけでなく、スタイリングの仕上げとして毛先に付けられます。

軟毛の方が油分を多く含むタイプを使用すると、ベタついた感じになりサラサラ感がなくなってしまうので、油分を含まないクリームタイプがおすすめです。

ミストタイプは、オイルタイプと同じようにドライヤーの熱などから髪のダメージを守ってくれます。美容液やタンパク質を含んでいるものが多いので、栄養を与えてくれます。また、髪が濡れていても乾いていても使えるため、気軽に使える点も魅力です。

手を汚すことなく容器からそのままシュッシュッと吹きかけるだけのため、時間がない朝には手軽にケアできておすすめです。出先でへアスタイルをなおすときにも簡単に使えるので、ミストタイプが一本あれば、とても重宝します。

男性は短い髪の方が多いため、少し使いすぎてしまっただけでガッツリ固めてしまったような仕上がりになってしまいます。仕上がりに満足がいかなかった場合、朝の忙しい時間に修正するのは大変です。

しかし、基本的にジェルタイプは軽めの仕上がりになるので、いつもよりちょっと多めにつけしまっても修正できます。今までスタイリングの時に何も使っていなかった方は、最初にジェルタイプを使えば失敗が少ないです。

白髪が気になる方は、髪のケアと合わせて白髪染め（※1）ができるヘアカラー（※2）タイプがおすすめです。ヘアカラー剤とは違い、毎日徐々にカラーを入れていくタイプなので、髪へのダメージも起きません。白髪部分はきれいにカラーが入るので、家でのセルフケアにおすすめです。

（※1 ）白髪染め：髪表面を着色する

（※2 ）ヘアカラー：着色すること

パーマ・カラーリング・ドライヤーの熱などでダメージがありパサつきが気になるのなら、グリセリンやセラミドが配合されているタイプがおすすめです。特にセラミドは髪にとって重要な成分で、髪の芯まで栄養を届ける役割があります。

セラミドが減ってしまうと、栄養が髪の中まで入らなくなってしまうので、トリートメントによって補ってあげる必要があります。このほかにも、アミノ酸などもダメージをケアする効果があるのでおすすめです。

髪の広がりが気になる方は、アクリレーツコポリマーが配合されているタイプを選びましょう。アクリレーツコポリマーには髪をなめらかにする効果があるので、指通りが良くヘアスタイルを整えやすい状態にします。

春になると、雨の多い日が増えてきます。湿気を含むと髪が広がりやすくなってしまうので、雨の多い季節だけ使用するのもありです。また、雨の日の朝のスタイリング用として準備しておくと役立つのでおすすめです。

髪の細い方・柔らかい方・薄毛が気になる方がボリュームアップを図るなら、植物油由来やノンシリコンのタイプがおすすめです。シリコンには髪をコーティングしてしっとりさせる傾向があるので髪に重さが出てしまい、重みによって短い髪がぺたんとなってしまいます。

ノンシリコンと表示されている商品も多いので、選びやすいです。コシがないと感じているなら、植物油の入ったトリートメントで保湿してあげてください。

パーマやカラーをしている方は、少しでもモチを良くしたいですよね。そんなときは、ヘチマンやジメチコンが効果的です。健康的な髪は酸性なのですが、パーマ液やカラー剤でアルカリ性になり、キューティクルがいつも開いている状態になってしまいます。

それを少しでも早く酸性に戻してあげて、キューティクルを閉じてパーマ・カラー剤がでてしまうのを防ぐ必要があります。ヘチマンやメジチコンには、それを調整する成分があるのが特徴です。

ダメージをケアしたいと思っているなら、夜、寝ている間にしっかり栄養をとどけてくれるトリートメントを使用しましょう。洗い流すタイプのトリートメントをお風呂の中でシャンプー後に使用し、できればさらにドライヤーの前にも洗い流さないタイプを使用して保湿しましょう。

シャンプーの後にはキューティクルが開いています。お風呂ではトリートメントが髪の芯まで浸透しますが、そのままにしておくと今度はどんどん水分が流れでてしまいます。きちんとコーティングしてからドライヤーをすると、髪のうるおいをキープできます。

男性はワックスなどで髪を整えるヘアスタイルの方が多いですが、この時スタイリングだけでなくトリートメントも一緒に使うといいです。その場合は、ワックスと相性のいいタイプのものを選びましょう。

ワックスと相性がいいのはオイル・ミルク・クリームといった油分を含んだタイプです。トリートメントと一緒に使うとワックス効果が落ちてしまうので、トリートメントは少なめがおすすめです。トリートメントによっては、ワックスなどのスタイリング剤が入っている商品もあります。

髪の抜け毛予防（※）をするなら、マッサージできるタイプのトリートメントを購入しましょう。トリートメントのなかには、抜け毛予防をしている際に使用してはいけないものもあるので、事前に調べてから購入するようにしましょう。

（※）「医薬品」「医薬部外品」で承認を受けた商品に限る

トリートメントを香りで選ぶ方法もあります。香りには心地いい空間を演出したり、やる気がでたり、気分転換できたりする効果が期待できます。一般的にはフローラル系・シトラス系・ハーブ系などがあり、どのような植物を使っているかによって違います。

どの香りがいいのか迷ってしまいがちですが、人気があるのはいい匂いのシトラス系です。もし、香水やほかの整髪料で香りのあるタイプを使用しているのなら、邪魔をしないように無香料を選びましょう。

カラーやパーマをした時だけトリートメントを使っている方もいると思いますが、髪は日々の紫外線などからもダメージを受けています。髪を守るためにはコンスタントに使用するべきです。

しかし、毎日と使うとなると、やはりコスパも無視できませんよね。そのときに頼りになるのが、詰め替えや大容量のものです。詰め替えは面倒だと思うかもしれませんが、はさみを使わなくても注ぎ口をカットできるなど、簡単に詰め替えられるタイプがほとんどなのでぜひ利用しましょう。

市販の薬局はどこにでもあるので購入しやすいです。仕事で忙しいビジネスマンも気がついたときに店舗に入り、その他の商品と一緒に買えるため、買い物を1度に済ませられれ、時間がない方におすすめです。

商品の品揃えも良く、人気のあるものは大抵置かれています。ただ、種類が多くあるためかえって迷ってしまう場合もあります。どれが人気なのかは選ぶ基準となるので、この後紹介するおすすめランキングを参考にしてください。

ダメージが気になり、本格的にケアしたいと思っているのなら、美容院が販売しているタイプがおすすめです。薬局などで購入するタイプよりも価格は高めですがその分クオリティが高いので、髪のケアをしたい方にぴったりです。

ただ、取り扱っている店舗が限られてしまうので、どこで購入できるのか調べてから買いに行きましょう。なかには、販売されている美容院でしか買えないものもあります。ネット販売しているところもあるので、さらさらヘアを入れるためにお気に入りの一本を探すのもおすすめです。

トリートメントはなんとなく使うだけでは、その効果を発揮してくれません。以下の手順で使うようにしましょう。

1. シャンプーで髪の毛を洗い温めておく
2. 髪の毛の水気をしっかり切る
3. トリートメントを毛先からつける
4. 目のあらい櫛で髪の毛全体にトリートメントをなじませる
5. 数分放置する
6. トリートメントのぬめりが取れるまでしっかり洗い流す

トリートメントはつけてから長時間放置しても、効果にあまり大きな変化はなく、かえって髪の毛がダメージを受けたり色落ちしたりしてしまう可能性もあります。製品にもよりますが、数分経ったら洗い流すようにしましょう。

パーマやカラーを繰り返して、パサパサになってしまったり、枝毛や切れ毛のダメージが酷いときには美容院に行くことも考えましょう。

美容院で行うトリートメントは、スチームをあてて置き時間を長くして、髪の芯まで栄養分をしっかりと浸透させてくれます。髪のダメージは表面だけでなく、タンパク質が足りていないなどで、スカスカになっていることがあります。

髪の表面を整えると、触り心地いいのでダメージが補修されたように感じますが、栄養素が足りていない状態だと切れ毛などのトラブルは起こるので注意が必要です。パーマやカラーを行ったときに美容院でトリートメントをすると、髪を健康のままにしておくことができます。

美容院は、いろいろなタイプのトリートメントのメニューがあります。プロの美容師さんは、髪の状態をみてどのような成分が効果的なのか分かります。そのときの状態にもっとも合っているものをカスタマイズしてくれるので、1回の施術でもダメージケアをしてくれるのが魅力です。

市販のトリートメントは、さまざまな成分が配合されているものを1度塗る使用方法です。しかし、美容院では成分ごとにトリートメントしていくので、それぞれの成分がしっかりと奥まで届きます。自宅でのケアよりも効果が感じられるため、おすすめです。

トリートメントの選び方について紹介しました。市販で売られているものは種類が数多くあるので、どれにしようか迷ってしまう方もいるかと思います。今の髪の状態を確認して、自分に合ったトリートメントを選んで、毎日のスタイリングを楽しんでください。