ロールブラシおすすめ15選｜初心者向けのブローブラシも！どこで買える？

ストレートブローだけでなくボリュームも出せるロールブラシやブローブラシは、女性だけでなくメンズにもおすすめのブラシです。先端がロール状になっている点が特徴で、毛先にカーブを付けられます。美容師がドライヤーなどのスタイリングの際に使用する場合も多く、市販でも購入可能です。

初心者でも扱いやすい点も人気のポイントで、簡単に髪の毛にツヤを出せます。ヘアスタイルに関わらずに使用がしやすく、朝のセットに役立つアイテムです。しかし、種類豊富なため何を基準に選んだらいいのか分からない方も多いですよね。

そこで今回は、ロールブラシ・カールブラシの選び方やおすすめ商品を紹介します。どこで買えるのか、無印でも手に入るのかなど、さまざまな疑問点も解説しているので参考にしてください。

ロールブラシはらせん状に360度に毛がついているブラシです。この形状のおかげで髪を巻きつけやすく、内巻きや外巻き、ボリューム出しなどのヘアセットが簡単にできます。巻きつけた髪をしっかり伸ばしてブローすればストレートにもできるので、これ一本でさまざまなスタイリングが楽しめます。

また、ロールブラシとドライヤーを併用して行うヘアセットは、ヘアアイロンで行うよりも低温でできるので、髪への負担が抑えられるのも魅力です。

ロールブラシはスーパー・バラエティーショップ・ホームセンター・デパートなどで取り扱っています。そのほか、100均でも店舗によっては販売しています。無印で買い求める方もいますが、残念ながら無印では販売していません。

また、店舗のほかにネットショップで購入するのも選択肢のひとつです。この記事ではネットでも購入できるおすすめのロールブラシを紹介していますので、ぜひチェックしてください。

髪質の違いによって使いやすいロールブラシを探せば、頭皮に負担をかけにくくなります。毛の特徴によって髪の仕上がりが変わるので知っておくと便利です。

細い・柔らかい髪には、天然毛である豚毛・軟豚毛のタイプのロールブラシがおすすめです。細く柔らかい髪の場合、髪の毛一本一本が細いため髪全体の量感が少ないのが特徴です。

豚毛はコシがあり少しかためな性質をもつ毛であり、細くて柔らかい髪の毛もしっかり掴み整えられます。また、軟豚毛は柔らかい毛とかための毛が混ざっているため、頭皮を傷めずにブローが可能です。

細く柔らかい髪は摩擦や熱などによるダメージを受けやすく傷みやすいのが悩みですが、豚毛や軟豚毛の天然毛タイプのロールブラシであれば、髪の負担をやわらげるケアをしつつ理想のヘアスタイルを手軽に再現できます。

太くて硬い髪には、「猪毛」と「ナイロン製」のロールブラシがおすすめです。猪毛は弾力性があって太い毛が特徴で、髪が太く毛量が多い人に向いています。また、毛に水分と油分が含まれているため静電気が起こりにくく、乾燥が要因である切れ毛を防げます。

一方のナイロン製は価格が安く、髪に自然なツヤとまとまりが出るのが特徴です。また、ナイロンは水洗いができるため、メンテナンスが非常に楽で便利なのも嬉しいポイントです。ただし、ナイロンやプラスチックなどの合成樹脂タイプでは静電気が起きやすいデメリットがあります。

ロールブラシの材質は猪や豚などの動物の毛と、プラスチックなどの合成物質で作られたものがあります。それぞれのメリットとデメリットを確かめて選ぶのが大切です。

「天然毛」のロールブラシの魅力は、髪にツヤが出やすい・静電気が起こりにくい・地肌への肌当たりがやさしいの3点が挙げられます。天然毛のロールブラシでは髪の毛の根元からしっかり立ち上げることができるため、空気感のあるふんわりとした髪型を再現できるのが特徴です。

また、天然毛のロールブラシを使ったブローには頭皮ケアができるため、この点は大きな魅力の1つです。天然毛の1つである豚毛はその毛に含まれる油分が多く、髪の毛にしっかりとしたツヤを与えます。静電気の発生が少ないためくせ毛も起きにくいです。

ナイロンやポリエステル・プラスチックなどの合成樹脂のメリットは、水洗いが可能でまるごと洗えるため清潔な状態を維持できる点。また、天然毛のロールブラシよりも価格が安く、手軽に購入できる点も魅力の1つです。

合成樹脂タイプのロールブラシは高い耐熱性を持っている商品が多いため、適度な熱を当てると頭皮の血行を促進でき、健やかな髪を目指せます。また、太めの毛を使用したロールブラシにすると弾むカールを簡単に作れます。

一方プラスチックなどの合成樹脂タイプのロールブラシのデメリットとして代表的なものは、静電気が発生しやすい点です。静電気が気になる場合は合成樹脂ではなく豚毛や猪毛などの天然毛タイプを選ぶのをおすすめします。

ショートの場合、ロールブラシの髪の毛が絡めやすい直径18mmがおすすめです。直径が小さいロールブラシは、前髪などの短い毛やトップのボリューム感を出したい場合などに効果的に使用できます。メンズの髪にも使いやすいのが利点です。

ブラシが短く細かい毛を逃さずしっかりとキャッチしてドライヤーの熱を伝えてくれるため、ブローがスムーズに進みます。一方ショートは髪が短いため、ドライヤーの熱を帯びたロールブラシの毛の部分が容易に皮膚部分に当たってしまいます。

そのためロールブラシを選ぶ際にはドライヤーの熱で頭皮や顔周りを痛めてしまわないよう、髪質に合わせて毛の材質の種類を選ぶ必要があります。先述の通り髪質が細く柔らかい人であれば天然毛、太く硬い髪質の方であれば合成樹脂毛を使用したロールブラシを選びましょう。

ミディアムの場合、緩めのウェーブから強めのカールといろいろな髪型を幅広く楽しめますよね。そのため多様な仕上がりに対応できる、大きすぎない直径45mmのロールブラシがおすすめです。

「いつも寝癖がひどい」「顔周りのうねりが強くてブローでは取れない」などと、強めの癖をしっかり伸ばしたい場合は直径がもう少し大きいロールブラシを選ぶなどの工夫をしてください。髪の質や長さに適した材質のブラシがおすすめです。

またミディアムヘアで髪が硬く太い人は、毛先が丸く加工されていてロールブラシ本体の重さが軽いものを選ぶといいです。髪を巻く際には、髪の長さに関わらずアイロンの熱で地肌を傷めないように配慮するのが大切です。

ロングには直径53mm程度の太めのロールブラシアイロンがおすすめです。太めのロールブラシを使えば、大きなウェーブを作れます。またロングの場合は髪の量が多いため、材質の特徴を確かめた上でブラシの耐久性があるものを選ぶ必要があります。

髪の量が多いと、その分ブローにかかる時間も長くなります。それだけ長い時間ドライヤーの熱を当てなければならない点を考えると、より効率的に理想とするウェーブを再現できるブラシを選ぶのが大切です。

ウェーブをつけたい場合にはプラスチックなどの構成樹脂タイプを、緩めのカールで髪の毛を傷めずにブローがしたい場合には天然毛タイプが適しています。くせ毛をきれいにカーブさせたいときにもおすすめです。

ショート~ボブの方はそこまで使い分ける必要はありませんが、ミディアム~ロングの方はなりたいスタイルごとにブラシを使い分けると上手にブローができます。

ストレートヘアには、太めのロールブラシがおすすめです。ブラシ面が大きいのでドライヤーの熱をしっかりと広範囲に当てられます。細いブラシだと回転している状態で熱を当てる状態になってしまうので、ストレートにするのが難しくなってしまいます。

カールヘアにしたい方には細めのロールブラシ（カールブラシ）がおすすめです。直径が短い細めのロールブラシは回転しやすくカールが作りやすいです。ブラシの回転数によってカールの強さが調整できるので、好みに合わせてブローしてください。ブラシでは上手に作れないならくるくるドライヤーを使ってみるのもおすすめです。

髪をセットする以外にもヘアケアアイテムとして人気のロールブラシですが、髪のセットにヘアアイロンを使用する方も多いと思います。しかし、ヘアアイロンは初心者の方が扱うには難しく、火傷の心配も少なくありません。

そこで人気なのがロールブラシアイロンです。発熱する部分に肌が当たりにくいので初心者の方でも使用できます。セットも短時間で済むので忙しい方にも最適です。キレイな巻き髪を作れるため、慣れてくるとさまざまなヘアスタイルを楽しめます。

男性の身だしなみを整えるのにもロールブラシは最適です。髪の毛の汚れを落としながら自然なツヤを与えてくれるので、トイレなどで整えておくと職場や学校などで印象が上がります。髪の短い男性には直径が短く細めのロールブラシがおすすめです。

サロンなどでもおすすめされている人気のサンビーは、さまざまな種類のロールブラシを豊富に販売しているメーカーです。独自の植毛技術を採用したシリーズもあり、初心者の方にもおすすめのメーカーです。プロの美容師にも使われています。

価格も1,500円前後から販売しているので、自分の財布と相談して商品を決められます。オリジナルブレンドされた豚毛を使用しており高品質。素人からプロの方まで、幅広い人に人気のあるメーカーの1つです。

ブラシの先駆者的存在であるホンゴ。ブラシには直径大小2つの穴があり、小さな穴だけに植毛している2段穴植毛が大きな魅力です。これにより空間ができ、とらえた髪が抜けやすく絡まりにくい仕組みになっています。

また、髪が傷みにくいような工夫も凝らされており、プロの方や美容師もおすすめする商品を売り出しています。

無印良品では、シンプルで使いやすい市販のロールブラシを販売しています。価格も1,000円前後のプチプラが多く、男性にも使いやすい商品があります。シンプルな見た目で、ユニセックスに使用しやすい点も人気のポイント。

全国に店舗を構えているので、気軽に足を運べます。商品の種類も豊富で、気に入ったロールブラシを探しやすいです。シンプルで品質の高いロールブラシを希望するなら、無印良品をチェックしてみるのがおすすめです。

ダイソーやセリアを代表とする100均にも、ロールブラシは販売しています。コストを抑えてロールブラシが欲しい方は、100均の商品を選びましょう。品質の高い商品は少ないですが、試しに使用してみたい方にもおすすめです。

慣れてきたら自分好みのロールブラシに買い替えもできます。初心者の方は、まず100均のロールブラシで試してみましょう。カラー展開も豊富ですが、ショップによっては取り扱っていないところもあります。

ロールブラシの使い方について解説します。基本的な使い方から、ショートヘア・クセ毛の方向けの使い方についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ロールブラシの基本的な使い方を紹介します。大切なのは、後ろから前に向かってドライヤーでブラッシングをする点です。その際、ブロッキングでブローの量を分けるとやりやすいです。

1. 髪にテンションをかけてドライヤーの風をブラシに当てる。キューティクルに沿って当てるのが重要
2. 終わったら、まとまり感を出すためにブロッキングを外す
3. 冷風でキューティクルを閉じ込めたら完成

これでスタイルのキープ力も上がるので、朝セットしてもきれいなスタイルが夕方まで続きます。

ショートヘアの方は、細めのロールブラシを使用して根元から力強くブローするのがおすすめです。ボリュームが出てナチュラルなふんわり感を作り出せます。また、細めのロールブラシを使うと細かい部分もしっかりとブローできるので、自分の希望のヘアスタイルに整えられます。

くせ毛の方は、ロールブラシを髪の生え際や根元に入れてしっかりと伸ばしながらブローすると、きれいに仕上げられます。くせ毛をしっかり抑えるためには、毛先だけではなく根元から真っすぐにするのがポイントです。

ロールブラシは定期的なお手入れで長く清潔に使えるだけでなく、毎回のブラッシングもしやすくなります。まずブラシに絡まっている髪の毛を取り除くのが基本。ロールブラシの毛の根元から先に向かい、クシや歯ブラシなどで丁寧にすくっていきます。

その後のお手入れ方法はブラシの材質などにより異なってきますので、以下でご紹介します。

ナイロン・ポリエステル・プラスチックのロールブラシは、絡まっている髪の毛などを取り除いたあと、つけおき洗いをするのがおすすめです。

1. 洗面器にぬるま湯を入れ、シャンプーや重曹を混ぜた中にブラシを一晩つけておきます。
2. 浮き出てきた汚れをしっかりと落とし、軽く水洗いします。
3. カビを防ぐために陰干しで自然乾燥させましょう。

豚毛や猪毛といった獣毛は水に弱いため、水洗いはおすすめできません。動物特有の匂いや、毛の痛みにつながってしまいます。そのため、きれいな状態を保つには、2～3日に1回は指や歯ブラシで髪の毛やほこりを取り除くのが理想です。

どうしても汚れが気になった際には、シャンプーやお洒落着用洗剤を染み込ませたガーゼで優しく汚れを落とし、素早くすすぎましょう。

そのほかのヘアブラシのおすすめは下記の記事で紹介しています。選び方や使い方も合わせて紹介しているので、ぜひチェックしてください。

ロールブラシは、他のブラシではできないカールやエアリー感、寝癖直しなどを簡単に再現できる非常に便利なアイテムです。選ぶポイントさえ押さえておけば自分にとって使いやすく効果の高いロールブラシを手に入れられますよ。