サロン専売品トリートメントのおすすめ40選｜髪質改善は？ひどく傷んだ髪にも

ヘアカラーなどでハイダメージを受けた髪やブリーチ毛でも、美容院でトリートメントをした後は髪がサラサラとして普段よりツヤがでます。市販のものより、サロン専売トリートメントは髪に与える栄養素が豊富に含まれている点も魅力です。

サロン専売品は美容院のメニューでしか使えないと思うかも知れませんが、実はご家庭でも使用が可能です。個人向けに通販で販売しているものも多く、ひどく傷んだ髪でも自宅にいながら美容院に行った後のようなサラサラの髪を実現可能です。

そこで今回は、サロン専売トリートメントの選び方やおすすめ商品を紹介。髪がサラサラになるので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてください。この記事の最後の、高級感を感じられるホームケア方法も必見です。

美容院のトリートメントは場合によっては意味がないことがあります。栄養不足や日頃のケアをしていないと効果を感じられないケースも。髪は皮膚のように再生する細胞ではないので、いくらいいトリートメントを使っても髪が生き返ることはありません。日頃のケアとして美容院や家でトリートメントするのをおすすめします。

トリートメントはあくまでも髪内部を補修しコーティングするもので、髪そのものを修復する効果はありません。そのため、日頃のケアとして食生活や睡眠などの生活習慣の見直しも重要です。

髪にダメージがあると、枝毛や切れ毛でパサついた印象に見えてしまいます。そんな髪に特に大切なのは髪質改善（※）するための保湿。髪の水分量を保つためには、保湿力がヒアルロン酸の2倍効果があるリピジュアや、アルガンオイルなどの天然オイルが含まれたトリートメントが有効です。

髪の内部に潤いを届けまとまりのある髪を作ります。また髪が傷んでいる方は、部分補修はもちろん、これ以上傷まないように髪をケアする必要がありますので、トリートメントケアで傷みをこれ以上酷くしないようにしましょう。週に一度の集中ケアをしてくれる商品などもあります。

※髪質改善効果があるのは医薬品または承認を受けている医薬部外品に限ります。

ヘアカラーやパーマなどでひどく傷んだ髪は、キューティクル（髪の一番外側の組織）が剥がれた状態に。そんなダメージを受けたキューティクルを補修するには、アロエエキスやCMADKが配合されたトリートメントがおすすめです。

特に反応性ケラチンタンパク質のCMADKは髪の毛の補修に効果的で、美容業界でも一躍ブームを巻き起こしたほどの成分です。また、カラーを入れたい場合に、髪がかなり傷んでいると断られる場合があります。

そのため、カラーで傷んだ髪には、髪の保護よりもまずは髪の補修が重要です。トリートメントで髪を補修すれば、カラーやヘアスタイルを思った通りに変えやすくなるメリットもあるので、髪の補修があるトリートメントを選びましょう。

髪が広がって困る、といった悩みを持っている方はかなり多いようです。髪の量であったり、乾燥しやすい髪質であったり理由はさまざまですが、髪が広がりまとまらない方には、オイルタイプのトリートメントがおすすめです。乾燥するのを防ぎ、髪の広がりも抑えてくれます。

オイルタイプのトリートメントは、髪の毛の一本一本まで包み込んでくれるので、ドライヤーやアイロンを使う時も髪を熱などのダメージから守ってくれます。しかも、仕上がりはツヤツヤです。しっとりと潤って、広がらない髪を実現してくれます。

頑固なくせ毛に悩んでいる方も多いと思います。くせ毛対策には水分がとても大切です。くせ毛が気になる方は、保湿成分が含まれたトリートメントがおすすめです。髪内部の水分バランスを整え、うねりを直し指通りのいいやわらかい質感に仕上がります。

髪の内部に働きかけるインバスタイプの洗い流すトリートメントより、この場合は髪の表面をコーティングする効果があるアウトバスタイプのトリートメントを選ぶのがおすすめです。アウトバストリートメントなら、うねりを抑えるオイルタイプが向いています。

髪の悩みの一つに抜け毛があります。シャンプーのあとや、ブラッシングのときなど、抜け毛が多いとどうしても気になります。抜け毛が気になる方は、頭皮環境を整える成分が含まれたトリートメントがおすすめです。

抜け毛の原因は髪ではなく頭皮にあります。頭皮環境を整える効果のあるトリートメントは、頭皮のべたつきや乾燥などを改善し、美しく健康な髪へと導きます（※）。また、頭皮用を使用する際は、直接地肌に馴染ませて使う工夫が大切です。

※医薬品または承認を受けている医薬部外品に限ります。

きれいな髪にしたいからトリートメントを使いたいけれど、肌が敏感でシャンプーやトリートメントを選ぶのが難しいと感じる方もいます。敏感肌の方は成分が合わなかったり、すすぎ残しなどでも頭皮トラブルに陥る場合があるので注意が必要です。

そんなデリケートな敏感肌の方には、低刺激のトリートメントがおすすめです。添加物の含まれていないタイプや天然成分が含まれたタイプを選びましょう。

髪が傷んでいない方はトリートメントを使う必要はありませんが、ドライヤーや紫外線の熱などで、髪が傷む恐れがあります。今後に備えて髪が傷まないように日頃からケアしておきましょう。

基本的にどのタイプを使用しても大丈夫ですが、髪質に合ったトリートメントを使用するのがおすすめです。自分がどのような髪質か、またどのような仕上がりにしたいかをイメージして選ぶと選びやすいです。日頃からトリートメントでケアを行い、美しい髪をキープしましょう。

トリートメントは大きく分けると2つの種類に分けられます。洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントです。それぞれの特徴を押さえ、より自分の求めるタイプを選びましょう。

従来の洗い流すトリートメントはインバストリートメントともいいます。シャンプーをした後にまんべんなく髪につけ、馴染ませてからすすぐトリートメントを意味します。シャンプー後のキューティクルが開いた状態にトリートメントを馴染ませるので、髪の内部まで入ります。

ハイダメージの髪のケア効果に期待できます。髪が乾燥している、くせ毛や細気が目立つ、枝毛・切れ毛がひどいなど、このような髪質でお悩みの方はインバストリートメントで元気な髪質を取り戻しましょう。

洗い流さないトリートメントはアウトバストリートメントともいい、髪の表面を有効成分がコーティングする働きによって髪を守ります。タオルドライ後に使用する場合が多く、ダメージヘアの補修をしっかり行います。

髪のケアや保湿はもちろん、髪の傷みの原因となる熱や紫外線、ほこりなどから髪を保護してくれる効果に特化したアウトバストリートメントもあります。時間がないけど日々の髪のセルフケアに気を使っている方におすすめです。

クリームタイプはミルクタイプと似ていて、補修を行いつつ、オイルタイプほどではないですがコーティング効果で髪の保護をします。つまりオイルとミルクタイプの中間ともいえます。さらに伸びがよく、べたつきが少ないのも特徴です。

やわらかいテクスチャーなので、スタイリングでも使えます。高い保湿効果にプラスして水分と油分も補えるので、パサパサの髪でも毛先までしっとりとした髪に仕上がります。

オイルタイプは髪の毛を保護する能力が高く、傷みのひどい方におすすめです。ドライヤーの熱から髪を守る効果も期待できるので、ドライヤー前のタオルドライした髪に使うのもいいです。さらにこのタイプは、粘度が強めのものが多く特徴があるので、伸びがよく使用しやすいです。

ただ、髪の質感をよくしてくれる成分は含まれていない場合が多いので、あくまで髪を傷ませたくない方むけです。また保湿性も高くないため、しっとりではなくサラサラとした質感に仕上がります。髪のダメージ状況や、季節に合わせて使い分けるのもおすすめです。

ミルクタイプは髪のガード効果ではなく、ケア・補修する効果が高いタイプがおすすめです。ひどく傷んだ髪への馴染みがよく、しっとりまとまりやすくなるのが特徴です。見た目は白く濁っており、油と水を乳化させたトリートメントなので保湿力が高く、毛の質感を向上させてくれます。

しかし、オイルが少ないので髪を熱から守る効果が低く、ドライヤーやアイロン前のトリートメントとしてはあまり適していません。そのため、あくまでダメージを受けた髪のケアと保湿として、ドライヤーやアイロン使用後の乾燥した髪に使うのがおすすめです。

クリームやミルクタイプより、さらによく馴染むのがジェルタイプです。ジェルタイプのトリートメントは髪をコーティングする効果に優れているので、髪が引っかかるのを防ぎたい方や枝毛が気になる方に特におすすめです。

またジェルタイプのトリートメントは保湿効果が優れており、しなやかな質感の髪に仕上がります。髪が絡まりやすい方や、潤いのあるなめらかな髪にしたい方におすすめです。上手に使って、絡まらないサラサラの髪を手に入れましょう。

ミストタイプのトリートメントもあります。ミストタイプは高い浸透力を持ち、軽やかな着け心地が特徴です。主な成分である美容液やタンパク質が多く含まれているため髪質改善の効果が高いです（※）。メーカーによってはスプレータイプと呼ばれる場合もあります。

噴霧するため、分子構造が大きい油分は少なく、熱から保護する働きは弱めなのがデメリットです。熱から保護する効果を望む方は、オイルタイプと併用する方法やオイルタイプやクリームタイプの下地として使うのもおすすめです。

※医薬品または承認を受けている医薬部外品に限ります。

敏感肌の方や、身体に優しい成分のトリートメントを使いたい方は成分を見て選ぶのが大切です。天然成分を含むタイプやオーガニック製品がおすすめで、着色料や防腐剤などの添加物が入っていないかチェックしましょう。

ノンシリコンは髪にいいイメージがありますが、シリコンが髪に悪いわけではありません。それぞれの髪質や髪型に合うタイプを選ぶのが重要です。

シリコンとは酸素とケイ素、そして有機基が結びついて作られる有機化合物です。高音に強く劣化しにくいため、多くのヘアケア製品や化粧品にも使用されています。特にヘアケア製品で使用されるシリコンは、髪に被膜を作って髪一本一本をコーティングするのが特徴です。

シリコンのコーティングで、指通りが滑らかな髪になり、また摩擦やドライヤーの熱から受けるダメージを軽減してくれる効果もあります。コーティングの効果でしっとりとまとまりやすい髪になるので、毛量が多い方やまとまりのある髪型にしたい方はシリコンインをおすすめします。

トリートメントを洗い流す際に洗い残しがあると、シリコンが頭皮に付着してフケやかゆみの原因になる場合もあります。また、敏感肌の方の中にはシリコンの成分が肌に合わない方もいます。ノンシリコンなら、シリコンが頭皮や肌に触れる可能性がないのでトラブルの心配はありません。

髪や頭皮を自然に近い状態にしてくれるので、化学物質によるダメージをケアしたい方にはおすすめです。また、シリコンは髪を保護するため髪に重さが出てしまうので、髪質が細くて柔らかい方や薄毛に悩む方は、ノンシリコン製品を使うとふんわりした仕上がりにできます。

サロン専売トリートメントを選ぶうえで、まず重要なのは保湿成分です。髪の毛をきちんと保湿すると、乾燥からくるダメージを防げます。さらに、髪のダメージ補修の効果のある成分が含まれているものを選ぶと、キューティクルの保護や、ハリ・コシを出す働きが期待できます。

＜保湿成分＞

• グリセリン
• セラミド
• ヒアルロン酸
• 加水分解コラーゲン
• ホホバ種子油

＜ダメージ補修成分＞

• 加水分解ケラチン
• 加水分解シルク
• ジラウロイルグルタミン酸リシンNa

香りのいいトリートメントを使うと動くたびにほのかに香って一日中いい気分で過ごせます。香水は香りが強すぎてちょっと苦手に感じる方も、シャンプーやトリートメントのいい香りは大丈夫といった方も多いです。

また、素敵な香りをまとうと人に与える印象も変わってきます。ファッションの一部として、自分好みの香りをチョイスして、気分を上げましょう。サロン専売のトリートメントでは、香りが徐々に変化するタイプなども売られています。

メーカーで選んでみるのもおすすめです。サロン専売のヘアケア用品にはさまざまな人気のメーカーがあります。通販店もあるので利用してみるのもおすすめです。

サロントリートメント初心者の人は、まず多くの人に知られているメーカー、シュワルツコフやハニホコ、ルベルなど、プロの美容師に愛用されるメーカーから選べば間違いはありません。

もし気に入ったメーカーに出会えたら、トリートメントだけでなくシャンプーなどとセットで使うとより効果が期待できます。違うメーカーを試したくなったときには、気に入ったメーカーと似ている成分のものを選ぶと間違いありません。

テクスチャーはセラム（オイル）、フイルド（ゲルクリーム）、クリーム（クリーム）の3種類があるので、お気に入りを見つけられます。タオルドライをしてから、ドライヤー前に毛先を中心に使用すると、髪にまとまりがでます。

天然鉱物由来のマイクロスフィアが髪に密着し、なめらかな指とおりのある髪を実現してくれます。サラッとした使い心地なので、べたつきが気になる方には特に向いています。美容室で使用しているメーカーなので、美容師さんもおすすめです。

トリートメントは、日常で使用し続ける商品のため値段も考慮する必要があります。長く使い続けられて自分に合ったタイプを選ぶと購入しやすいです。

家族でトリートメントを使うなら、業務用もおすすめです。家族の人数が多く、それぞれ髪のダメージがあり毎日使う場合は、すぐになくなってしまいます。また、値段の高いタイプだと続かなくなってしまう場合があります。

髪質やダメージの状態が全く違い、トリートメントを共有はできない場合もありますが、家族の場合は髪質が似ている可能性も高いです。同じタイプのトリートメントで大丈夫なら、コストパフォーマンスがよくなり、購入する手間も省ける業務用がおすすめです。

トリートメントを毎日のように使うなら、2個以上のセット販売のタイプで購入しましょう。1個単位購入するよりも値段は安くなりますし、購入する手間を省けます。容量の小さいタイプを使っている人や仕事や小さなお子様の世話などで忙しい方には特におすすめです。

すぐになくなってしまうからと、適量よりも少ない量を使うといった方もいると思いますが、効果を十分に得られない可能性があるのでおすすめできません。セット販売などを利用して、トリートメントを適量つけ輝く髪を手に入れましょう。