くせ毛向けトリートメントおすすめ15選｜サロン専売・細い髪・洗い流さないタイプも

きちんとヘアセットしても汗や雨などの湿気ですぐに広がり・ゴワつき・うねりが出てしまうくせ毛でお悩みの方には、くせ毛向けトリートメントがおすすめです。くせ毛のタイプに合わせた水分・油分・ダメージ補修成分で、しっとりまとまる質感になります。

くせ毛向けトリートメントは、くせ毛のタイプや成分だけでなくアウトバス・インバスなど種類が豊富でどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。実は、くせ毛向けトリートメントの基礎知識があれば自分に合う商品を見分けられます。

今回は、くせ毛向けトリートメントの人気おすすめ商品を内容量・タイプ・髪質・香りに注目して紹介しますので、ぜひ参考にしてください。細い髪・太い髪・硬毛・ネコ毛などの髪質や、くせ毛のタイプ別の選び方も解説します。

くせ毛にお悩みの方は「根本から治したい」と思う方も多いですよね。しかし、結論から言うとトリートメントでくせ毛が治ることはありません。トリートメントの主な効能は髪の毛のダメージをケアすることです。根本的にくせ毛を治すといった目的には適さないので注意しましょう。

くせ毛向けトリートメントは、髪の広がりや絡まりを軽減する目的のヘアケアアイテムです。くせ毛は保水量が少ないせいで広がりやすい場合が多いので、水分を補給すると同時に油分でコーティングすれば広がりにくくまとまる髪に仕上がります。

油分が多すぎるとベタついた印象となるため、水分・油分のバランスが考えられたくせ毛向けトリートメントの使用がおすすめです。

くせ毛には遺伝による先天的なくせ毛と加齢・乾燥・ダメージによる後天的なくせ毛があり、くせ毛向けトリートメントが特に効果的なのは後天的なくせ毛です。しかし、先天的なくせ毛の方に効果がないわけではなく髪の質感や指通りなどの違いを感じられます。

くせ毛のタイプや髪質を知り、自分に合うくせ毛向けトリートメントを選んでください。

クリームタイプは塗りやすく扱いやすいのが魅力です。量の調整もしやすいため、髪質やダメージに合わせて調節しながら少量ずつ塗り込んでください。毛先からつけて余った分を前髪に、根元には塗らないのがポイントです。

夜用トリートメントなら就寝中に保湿成分が髪の内部に浸透するので、翌朝サラサラの髪に仕上がります。

トリートメントオイルタイプは、髪の内部まで浸透してうるおったツヤのある髪に仕上げてくれるのが魅力です。ベタつく印象のあるオイルですが、サラッとした商品が多くオイル感は気になりません。

就寝前に使用すれば翌朝はツヤ感のあるサラサラの手触りで、オイルの香りもほぼ消えています。ダメージヘアの方に特におすすめのタイプです。

40代以降の加齢やダメージによる乾燥が気になる髪には、ミルクタイプのくせ毛向けトリートメントがおすすめです。水分を多く含むミルクが、乾燥しがちな髪に水分を補給してくれます。すぐにうるおってベタつきも気にならないので、忙しい朝のお手入れにも最適です。

ジェルタイプのくせ毛向けトリートメントは、保水力が非常に高くやわらかな質感に仕上げてくれるのが特徴です。髪なじみがいいので、入浴後だけでなく朝の乾いた髪にも使用できます。加齢やダメージで乾燥が気になる方や、空気が乾燥する冬のお手入れにもおすすめです。

軽い仕上がりが特徴のミストタイプのくせ毛向けトリートメントは、柔らかい細い髪・ネコ毛タイプの方に向いています。全体に均一に吹きつけてなじませるだけの手軽さも魅力です。

忙しい朝の寝ぐせ直しスプレーとして使用すれば、ドライヤーやヘアアイロンの熱からキューティクルを守りツヤツヤの仕上がりになります。

ミストタイプのくせ毛向けトリートメントは、濡れた髪にも乾いた髪にも使用できる商品が多いです。拭きつけてブラッシングするだけなので、手を汚さずにトリートメントできます。スプレータイプ同様、軽い仕上がりなので柔らかい細い髪質やネコ毛の方におすすめです。

洗い流すインバストリートメントは、ダメージ補修効果の高い商品が多いのが特徴です。シャンプー・コンディショナーも販売されているものは、ライン使いするとより効果を感じられます。

髪になじませてすぐに洗い流せるもの、浸透時間をおいたりマッサージするものなど商品により異なるので、使用方法を読んで正しく使ってください。効果が異なるアウトバストリートメントと併用するのもおすすめです。

太い髪・硬い髪でゴワつくくせ毛に悩んでいる方には、保湿力の高いくせ毛向けトリートメントがおすすめです。しっかり保湿して油分でコーティングすれば、ボリュームを抑えてまとまりのあるうるおう髪に仕上がります。

また、髪をやわらかくする成分が入っているトリートメントなら手触りもよくなるので試してみてください。インバスとアウトバスの併用も効果的です。

細い髪・柔らかい髪やネコ毛の方には、ハリやコシを出す成分が入っているくせ毛向けトリートメントがおすすめです。細い髪・柔らかい髪は保湿し過ぎるとボリュームがなくなりペタンとしてしまうので、軽い仕上がりのスプレーやミストタイプが向いています。

くせ毛向けトリートメントは細い髪用を選んでください。根元にはつけないように気をつければボリュームを失わずにサラツヤ髪に仕上げられます。

ブリーチ・パーマ・ヘアカラーなどのダメージが原因でパサつく傷んだ髪には、ダメージ補修ケアタイプのトリートメントやヘアパックが効果的です。ダメージによる乾燥でくせが出てしまっている場合は、十分な補修ケアでくせを抑えられる可能性があります。

日々のダメージケアだけでなく、タオルドライやドライヤー時にもキューティクルを傷つけないようやさしく扱ってください。

サラサラな指通りの髪に仕上げたいなら、表面にトリートメント成分が残りにくい洗い流すインバストリートメントがおすすめです。トリートメント成分は髪の内部に浸透して、ダメージケアやうるおい補給をしてくれます。

アウトバストリートメントでもオイルタイプや夜用トリートメントなら翌朝サラサラに仕上がる商品もありますので、商品説明を読んでぜひ試してみてください。

水分・油分をしっかりと補給してしっとりまとまる髪に仕上げたいなら、洗い流さないアウトバストリートメントがおすすめです。特に硬い髪や太い髪のくせ毛タイプなら、重めのテクスチャでボリュームを抑えればまとまった印象の仕上がりになります。

ダメージヘアによる乾燥にお悩みの場合は、ダメージケアのインバストリートメントと併用するのもおすすめです。インバスでダメージケア、アウトバスで水分・油分補給をすれば広がりやゴワつきを抑えてくれます。

くせ毛向けトリートメントは、好みの香りのものを選ぶと毎日のヘアケアを心地よく行えます。やさしい香りが好きならフローラル系・透明感のある爽やかさならハーブ系・ムスクやシトラス系はメンズ用としても人気の香りです。

お出かけ前に使用するトリートメントは香水のようにも楽しめます。ビジネスやプライベートなど、シーンに合わせて香りを楽しんでください。

ドラッグストアで買えるプチプラトリートメントは、コスパの高さが魅力です。安い価格帯の商品に高級美容成分が入っている場合もあるので、成分表を確認しながら毎日のヘアケアに使用できるトリートメントを見つけてください。

有名市販メーカーのくせ毛向けトリートメントも、ドラッグストア価格で購入できます。

美容院帰りの手触りに憧れるなら、サロン専売品がおすすめです。市販トリートメントよりも高い価格帯にはなりますが、自宅で手軽にサロンクオリティの仕上がりになると人気があります。さまざまな商品があるので、興味のある方はぜひ試してみてください。

プロが使うヘアケア・コスメ商品を扱うミルボンのくせ毛向けトリートメントは、細い髪・普通・太い髪など髪質に合わせた商品展開をしているのが特徴です。髪質の違いによるくせ毛タイプに合わせたテクスチャなど、こまかい気配りが感じられます。

保湿成分に使用しているバオバブエキスの高クオリティなトリートメント効果は、口コミサイトでも高評価を得ている人気商品です。

サロンクオリティを掲げるパンテーンのくせ毛向けトリートメントは、ダメージ補修効果の高さが特徴です。また、ドラッグストアでも買える入手のしやすさや手に取りやすい価格帯も魅力です。特にダメージヘアによるくせ毛でお悩みの方に向いています。

髪の芯までうるおう浸透トリートメントが特徴のTSUBAKIのトリートメントは、乾燥やダメージによるくせ毛にお悩みの方におすすめです。シャンプー・コンディショナーからトリートメント・ヘアパックと展開しているため、ライン使いするとより効果的です。

洗い流すインバストリートメントは濡れ髪に塗布して使用します。一般的なトリートメントはシャンプーとコンディショナー(リンス)の間に使用しますが、商品によってはコンディショナー後の仕上げを推奨しているものもありますので、必ず使用方法を確認してください。

また、浸透時間の有無やマッサージ効果、使用頻度なども商品により異なります。塗布してすぐに洗い流せるタイプや週1回で効果のあるものは、プライベートや子育てなどで忙しい方におすすめです。

トリートメントとリンス・コンディショナーはヘアケアアイテムとしての役割が違うので、上手に使い分けてください。トリートメントは髪の内部に保湿成分などを浸透させて、内側から髪にうるおいを与える目的で使用されます。

対して、リンスやコンディショナーは髪の表面のキューティクルを整える目的のヘアケアアイテムです。そのため使用する順序も、トリートメントで内側をうるおしてからリンス・コンディショナーでキューティクルを整え蓋をするのが一般的とされています。

ダメージによるくせ毛にお悩みの方は、水素(耐熱)トリートメント・システムトリートメント・サイエンスケアなどのヘアケアアイテムを使用したダメージ補修ケアがおすすめです。

日々のお手入れに取り入れれば、質感が整ってまとまりのある柔らかな髪に仕上がります。女性だけでなく男性にも効果的なケア方法です。

アウトバストリートメントを使うタイミングは、ドライヤー前の濡れ髪に使用するのがおすすめです。やわらかく開いているキューティクルに少しだけトリートメントを塗布すれば、ドライヤーの熱からキューティクルを守ってくれます。

また、コテ・ヘアアイロンはドライヤーでしっかり乾かした髪に使用してください。濡れ髪に使用するとキューティクルの痛みの要因になります。

この記事ではくせ毛向けトリートメントの選び方や人気おすすめ商品を、内容量・タイプ・髪質・香りに注目して紹介しました。汗や湿気ですぐうねり広がるくせ毛には、水分と油分をバランスよく補給してまとまりのある質感に仕上げられるくせ毛向けトリートメントケアが効果的です。自分のくせ毛タイプに合うトリートメントを、ぜひ見つけてください。