ヘアコームおすすめ10選｜髪がさらさらになる？前髪コームや人気ブランドも！

ヘアコームは毎日のヘアセットや髪のセルフケアに便利なアイテムです。ヘアコームがあれば、髪をサラサラにとかすだけでなく、きれいな分け目を作ったり、逆毛を立てたりするスタイリングも簡単にできるので、メンズ・レディース問わずおすすめです。

しかし、ヘアコームといっても素材や形状はさまざまです。大きくて目の粗いコーム・コンパクトな折りたたみ式・前髪コームなどがあり、どれが自分に合うか分からない方も多いかもしれません。また、ヘアコームとヘアブラシの違いで迷うときもあります。

そこで今回は、ヘアコームとヘアブラシの違い・ヘアコームのメリット・おすすめの使い方・おすすめブランドなどを解説します。また、髪をさらさらにするスタイリング用くし・折りたたみコーム・トリートメント用のおすすめヘアコーム10選も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

髪の健康や手触りにこだわるなら、ヘアコームを使ったセルフケアがおすすめです。また、操作性の高いヘアコームを活用すれば、簡単＆きれいにヘアセットできるので、スタイリングの幅が広がります。ここでは、ヘアコームを使うメリットを解説します。

サラサラした美しい髪をキープするなら、ヘアコームでのセルフケアがおすすめです。柘植ぐしをはじめとする天然素材はもちろん、最近ではマイナスイオン加工や静電気を抑えるヘアコームも販売されています。

ヘアコームで髪を優しくとかすと、毛流れが整いツヤがでて髪がきれいに見えます。また、トリートメント時に使えば、ムラなくケアできるのでおすすめです。

フォーマルから流行のヘアスタイルまで、ヘアコームがあればきれいにスタイリングできます。編み込みやアップスタイルだけでなく、分け目をきれいに作ったり前髪を調整したりもできるので、女性だけでなく男性のスタイリング用にもおすすめです。

操作性が高いテールコームや目の粗いジャンボコームなど、なりたいスタイルに合う形状のヘアコームを使うのがポイントです。

髪をとかす「くし」には、ヘアコームとヘアブラシがあります。どちらのアイテムもセルフケア・スタイリングにおすすめです。しかし、形状や素材が違うので使い勝手のいいシチュエーションが異なるので、ここからはヘアコームとヘアブラシの違いを解説します。

ヘアブラシはヘアコームと同様に、ヘアブラシにも豊富な素材や形状があります。とくに髪をとかす「ピン」部分の素材は重要で、髪の質感や使い勝手を左右します。豚毛や木製などの天然素材やブローに便利なナイロン素材など、髪質や用途に合わせて選ぶのがおすすめです。

また、ヘアブラシの形状でボリューム感が異なります。片側のみにピン付いた「ハーフブラシ」はボリュームダウンに、360度使える「ロールブラシ」は丸くふんわりしたシルエットにまとめるのに便利です。頭皮ケア重視の方には、弾力性のある「パドルブラシ」がおすすめです。

ヘアブラシとヘアコームでは、髪をとかしたときのボリュームとシルエットに差が出ます。髪をまっすぐ平らにとかすヘアコームは、サラサラなストレートヘアにおすすめです。ヘアブラシは頭の形に添ってとかすので、自然なボリュームやシルエットをつくれます。

また、ヘアコームは操作性が高いくコンパクトなので、携帯して前髪やおくれ毛などをさっと直すのにも便利です。一方、ヘアブラシは広い範囲を一気にスタイリングできるので、アップスタイルや寝癖直しに活躍します。

ヘアコームの「歯」の粗さによって、髪質との相性や得意なスタイルは異なります。ここでは、目の粗い「粗歯」と細かい「普通歯」の違いとおすすめの用途をそれぞれ紹介します。

目の粗い「粗歯」のヘアコームは、毛量の多い人やパーマヘアにおすすめです。髪にボリュームやクセがある場合、目の細かいヘアコームを使うと髪が絡まりやすく、髪や頭皮を傷める原因になります。粗歯を使えば、スムーズにとかせるのでおすすめです。

また、細い髪質やボリュームが少ない場合にも、粗歯がおすすめです。毛束を残してボリュームをキープするので、自然なスタイリングができます。粗歯のヘアコームを使っても絡まるときには、毛先をほぐしてから少量ずつとかしましょう。

目の細かい「普通歯」は、前髪のセットやスタイリングの前におすすめです。操作性が高く繊細にセットできるので、顔回りの細かいニュアンスを調節できます。また、まっすぐサラサラに整えるので、ストレートヘアはもちろん、コテやアイロンの前に使うのもおすすめです。

また、髪との接地面が多いので、粗歯よりもつややかに仕上がります。椿油やオイルなどを併用して髪に馴染ませながら使うと、自然な光沢が出るのでおすすめです。

柘植をはじめとする木製のヘアコームは、アレルギーや肌へのダメージが気になる方におすすめです。髪や頭皮に優しい天然素材は、ツヤ出し効果もあり古くから髪のケアに使われています。

また、一般的にプラスチックより価格は高いですが、メンテナンスすれば長く使用できます。水洗いできないので、椿油やコットンなどを使って手入れするのがおすすめです。

ドラッグストアやコンビニなどでも購入できる「プラスチック製」のヘアコームは、メンテナンスの楽さとコスパのよさが魅力です。水で洗い流せるので清潔な状態を保ちやすく、お風呂でも使用できて便利です。

また、スタイリング剤やトリートメントを付けた髪に使用できるので、ヘアセットに使いたい方におすすめです。

金属製のコームの魅力はなんといっても、耐久性が高い点です。コームが欠けてしまったり、熱で変形してしまう心配がなく、また長く使えるので結果的にコスパが良くなるのも魅力の一つです。

汚れが付いたときに水で洗い流せるのもメリットですが、金属の種類によっては錆びてしまうものもあるので、ステンレス製を選ぶのがおすすめです。またドライヤーを併用しての温風を当てながら使用する場合は、持ち手の温度も上がるので、火傷に気を付けてください。

棒状のとがった先端とくし部分に分かれた「テールコーム」は、スタイリングにおすすめです。持ちやすい形状をしていて操作性が高く、分け目を作ったりおくれ毛を出したりといったスタイリングも簡単にできます。ヘアスプレーやワックスなどでスタイリングする場合は、プラスチックやセラミックなどの素材がおすすめです。

「カットコーム」とは美容師がヘアカットする際に使用する、粗い目と細かい目の2種類のコームが1本になっているコームです。ナチュラルなカットにしたいとき・濡れている髪を切るときは、粗い目が向いています。一方、グラデーションなど繊細なカットがしたいとき・乾いた髪を切るときは細かい目を使うと、きれいに切れます。

目が粗く大きなジャンボコームは、自宅でのヘアカラー・トリートメントなどにおすすめです。細くとがったテールコームより持ち手が丸くて太いのでお子様でも使用できます。絡まりにくく摩擦も起きにくいので、シャンプー・トリートメント前のメンテナンスにもおすすめです。

くし部分とテール部分が折りたためる「折りたたみ式」は、持ち運び用におすすめです。コンパクトな形状なのでかさばらず、ポケットやポーチに忍ばせておけば外出先でも気軽に使用できます。折りたたみ式にはプラスチック素材が多く、構造上ほかのタイプより耐久性は劣りますが、安価で購入できてコスパがいいのでおすすめです。

お風呂でのセルフケアには、目の粗い「トリートメントコーム」がおすすめです。髪にトリートメントを付けた後、手で馴染ませるだけではムラができやすくなりますが、トリートメントコームを使えば髪に負担をかけずに効率よくトリートメントできます。前から後ろ・右から左・左から右など、方向を変えてとかすのがコツです。

ヘアアレンジが好きな方には、数種類のコームがセットになっているタイプがおすすめです。気分に合わせて粗い目と細かい目を使い分け、さまざまなニュアンスが出せるため、ヘアアレンジの幅が広がります。セルフカラー・セルフカットをする方も持っていると便利です。収納袋・ケース付きのセット商品を選ぶと、まとめて持ち運びも可能です。

多様な目的でヘアコームを使いたい方には「Mifine」のヘアコームがおすすめです。ヘアコームというとレディース向けのアイテムである印象のある方もいるかもしれませんが、Mifineにはメンズに人気なヘアコームも充実しています。

中でも人気な「レトロオイルヘアコーム」はあまり見ない形状のコーム2点のセットで、さまざまなヘアスタイルに対応できるアイテムです。歯同士の感覚が広いので、絡まった髪もざくざくととかせます。

かっちりしたヘアスタイルが多い方には「バブロ ポマード」のヘアコームがおすすめです。バブロ ポマードは日本人のヘアに合う製品を多様に取り扱っており、ヘアコームはもちろん、整髪料などのヘアアイテムも人気を集めています。

ヘアコームの中ではブラックのベースに映えるゴールドのロゴが印象的な「オリジナルコーム」が人気です。コームの歯が短く、細く短い髪の毛も逃さないのが特徴で、オールバックやクロップスタイルなどメンズらしいかっちりした髪形に適しています。

コームの品質の高さを重視する方には、プロも扱う「Hongo」のヘアコームがおすすめです。外見はシンプルですが、扱いやすさや頑丈さに定評があり、低価格ながらもハイクオリティなアイテムとなっています。

中でも人気のある「プロ用カットコーム」は弾力性のある素材でできているのが特徴で、小さな子供にも心配なく使える製品です。コームの中心を挟んで刃の感覚の広さが分かれており、毛量の多い方でも髪をとかしやすい設計になっています。

髪をとかす際の静電気が気になる方には、「貝印」のヘアコームがおすすめです。貝印のコームは静電気を抑制するシリコン入りの樹脂を採用している製品が多く、なめらかに髪の毛をとかせます。

中でも人気を誇る「サロンモード ハンドコームS」は、歯同士の間隔が広めの設計で、パーマをかけている方や、毛量の多い方でも扱いやすいのが特徴です。持ち運びしやすい小さめのサイズ感ですが、持ち手は太いのできちんと握れます。

高級感のあるヘアコームを探している方には「KENT」のコームがおすすめです。ケントは200年以上の歴史をもつイギリス生まれのブランドでで、イギリス王室でも使用される程の、高級ブランドとなっています。

中でも代表的な商品であるポケットコーム、「レディース ラージハンドル レイク コーム」は、しっかりしたつくりや、メンズ・レディース問わず使える高級感あるデザインが人気の理由になっています。1本あれば長く使えるアイテムなので、プレゼントとして人に贈るのもおすすめです。

ヘアコームはセリアやダイソーなどの100均でも購入できます。シンプルなデザインから、かわいい系のデザインまで取り扱われており、目の粗いコームや折りたたみ式などバリエーションも豊富です。

一般的な高級ヘアコームより操作性や耐久力などは劣りますが、品質は安定しています。用途に合わせて使い分けたい方や、コスパ重視の方におすすめです。

ヘアコームを使うときは、必ず毛先からとかします。根元からとかすと髪が絡まりやすくなり、毛髪・毛根のダメージの原因になります。

また、広範囲を一気にとかすと負荷がかかるので、髪の絡まりを解くよう少量に分けてとかすのがポイントです。正しい使い方をしても髪が絡まる場合は、滑りがいい素材や目の粗いヘアコームを使うのがおすすめです。

きれいなヘアスタイルを保つためには、コームと一緒にヘアスタイリング剤を活用するのがおすすめです。ヘアスプレーやワックスでセットした直後にコームで整えると、きれいな毛流れがキープできるほか、浮き毛・アホ毛も抑えられて清潔感も出ます。

こちらの記事では、おすすめのヘアスプレーやワックスをメンズ・レディース別に紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

メンテナンスをしっかり行えば、お気に入りのヘアコームを長期間・いい状態で使用できます。プラスチックや天然素材など、材質によってメンテナンス方法は異なるので、素材にあったアイテムを活用するのがおすすめです。

ナイロンやプラスチック製のヘアコームは水洗い可能なので、抜けた毛やホコリを取り除いてから汚れをシャンプーで洗い流します。一方で、木製や豚毛などの天然素材のヘアコームは、水洗いできない製品がほとんどです。クリーナーや椿油などを使用し、ガーゼや綿棒で優しくふき取りましょう。

トリートメント用やスタイリング用など、ヘアコームにはさまざまなタイプがあります。用途や髪質に合った素材や形状を選ぶと、毎日のセルフケアやスタイリングが快適になるのでおすすめです。自分にびったりのヘアコームを見つけて、サラサラできれいな髪をキープしましょう。