白髪用ヘアカラートリートメントのおすすめ14選｜毎日必要？頻度や使い方も紹介

白髪用の市販のヘアカラートリートメントは、頭皮・髪への負担を抑えて白髪を隠せるので、ちらほら白髪に悩んでいる方、髪が傷みにくいものを探している方におすすめです。シャンプー後のトリートメントを使う感覚で、カラーリングができるのでぜひ試してほしいアイテムです。

しかし、手軽な一方で「一回で色が付きにくい」「色落ちしやすい」などネガティブな声もあり、どれがいいのか悩んでいる方も多いですよね。ヘアカラートリートメントは、染料・トリートメント成分や、元のヘアカラーの色にも注意が必要です。

そこで、本記事では市販の白髪用のヘアカラートリートメントの選び方、おすすめ20選を紹介します。また、白髪用カラートリートメントのメリット・デメリットや、使い方のコツも紹介しています。

白髪を染めるヘアカラートリートメントは、一般的なヘアカラー剤（医薬部外品）と違って、髪の表面を染めているものです。医薬部外品に該当するヘアカラー剤は、髪の内部まで染色するのが特徴です。

ヘアカラートリートメントは化粧品に分類され、イオンの力で髪の表面を着色しています。カラートリートメントは髪を洗うごとに色落ちしていくため、定期的にカラーリングをする必要があるのが特徴です。

白髪用ヘアカラートリートメントは、定期的にトリートメントをして徐々にカラーリングをします。そのため、髪が傷みにくい・トリートメントの成分で髪のツヤを与える・頭皮への負担が少ない・少しずつ色が付くので馴染みやすいのがメリットです。

一方で、徐々に色が付いていく商品が多く、一回で白髪が着色できない・髪を明るくできないのがデメリットです。なるべく一回で着色できるヘアカラートリートメントをお探しの方は、合成染料のトリートメントをおすすめします。

天然染料は、クチナシ・シコン・ヘナなどの天然由来の染料で、ダメージが気になる方にぴったりです。植物の力で髪の表面を着色するため、頭皮・髪への負担が少ないのがポイントです。

ただし、天然染料は色が薄い・着色しにくいデメリットがあります。そのため、なるべく一回で色が付くヘアカラートリートメントをお探しの方には不向きです。敏感肌などお肌の弱い方におすすめします。

1回でムラなくしっかり染めたい方は、塩基性染料・HC染料など合成染料を使ったものがおすすめです。また、合成染料が1種類・複数配合されているものが販売されています。

なるべく一回で色が付くヘアカラートリートメントをお探しの方は、塩基性染料・HC染料が両方配合されているものがおすすめです。髪の表面とキューティクルのすき間に発色し、天然由来のトリートメントより発色力がいいのが魅力です。

ブラック・ダークブラウンは、白髪がしっかり着色できるのが特徴です。白髪を染めるヘアカラートリートメントは、ベースの髪の色に合わせて選ぶのが基本です。

黒髪の方ならブラック、少し茶髪の方はダークブラウンを選ぶと、地毛とよく馴染みます。今の髪の明るさのトーンから暗いカラーを選びましょう。

ライトブラウンは、元の髪色が茶髪の方におすすめです。ブラックなどの暗い色より色が付くスピードは劣りますが、定期的にトリートメントをすると、馴染みのいいライトブラウンに仕上がります。

ただし、ライトブラウンより暗い髪の方は、白髪も髪の色も着色しにくく、トリートメントした部分が浮いてしまいます。市販のトリートメントの表示されている髪色や口コミを参考に、今のヘアカラーの色に近い色を選びましょう。

アッシュブラウンのヘアカラートリートメントは、透明感のある色味が出て若々しい印象になります。また、ちらほら白髪など白髪が少ない方に似合うのが特徴です。

白髪が多い方は、アッシュブラウンではしっかり色が付かない場合があるため、ブラック・ダークブラウンなど着色しやすい色がおすすめです。また、アッシュにも、青・緑・紫・灰色などの寒色系で色味が違うので、何色を使っているかも確認しましょう。

髪の切れ毛や枝毛などに悩んでいる方は、加水分解ケラチン・加水分解シルクなど、毛髪補修成分配合のヘアカラートリートメントがおすすめです。

これらの成分は、ヘアカラーやパーマ剤などで傷んだ髪を補修して滑らかにしてくれます。購入時に以下のような成分をチェックしましょう。

• 加水分解ケラチン
• 加水分解シルク
• 加水分解コラーゲン
• アミノ酸

保湿成分入りのヘアカラートリートメントは、髪や頭皮に潤いを与えます。紫外線・熱・ヘアカラーなどのダメージによって、髪は乾燥していきます。乾燥により、毛髪や頭皮にハリ・コシがなくなる原因となるため十分な保湿が必要です。

保湿成分は、頭皮や毛髪を健やかに保つ効果があるため、ぜひ以下のような保湿成分が入ったトリートメントを選びましょう。

• セラミド2･3･6
• ヒアルロン酸
• アミノ酸類
• 植物オイル

頭皮ケア成分は、頭皮や毛髪をすこやかに保つのにおすすめの成分です。特に、頭皮の乾燥・かゆみ・臭いなどに悩みがある方は、頭皮・毛髪に潤いを与えたり、フケ・かゆみを抑えたりする、頭皮ケア成分が含まれたヘアカラートリートメントを選びましょう。

• カミツレエキス
• ゴボウ根エキス
• ローズマリー葉エキス
• ニンニク根エキス

白髪用ヘアカラートリートメントは、定期的にトリートメントで着色するものなので、放置時間は要チェックです。放置時間が短いとより手軽ですが、「1回では着色できなかった」と口コミもあります。

一般的な商品は、5～30分の放置時間の製品が販売されています。髪の状態を見ながら、20分以上放置時間をおくものを購入するのがおすすめです。

ヘアカラートリートメントは、使い続けて色をキープするのでコスパの良さも重要です。手軽にドラッグストアで買えるものを選ぶと、使い続けやすくておすすめです。1,000円以下の安い商品もあるので、3,000円程度の価格で購入できるため、ぜひコスパも重視して選んでみてください。

白髪用ヘアカラートリートメントの色落ちを心配して、「毎日必要？」と思う方も多いですよね。結論からいうと、色落ちしますが、一気に隠した部分が白髪と分かるほど急に色落ちする訳ではありません。

ヘアカラートリートメントは、汗・雨・シャンプーなどによって徐々に色落ちしていきます。そのため、トリートメントの頻度は週に1回ペースで行いましょう。また、定期的に行えば、色落ちも気にならず、髪色を長くキープできます。

濡れ髪でヘアカラートリートメントを使うと、肌馴染みがよくなり、初心者でも扱いやすいのがメリットです。ただし、水分も一緒に含まれるため、染まりが悪くなるのがデメリットです。

一方、乾いた髪で使用すると、水分が含まれない分着色具合がよくなります。しかし、乾いた髪全体にムラなく塗るのが難しく、使用量が増えるのがデメリットです。

そのため、塗りやすさやコスパを重視する方は濡れ髪、色の付きやすさを重視する方は乾いた髪で使用するのがおすすめです。

次に、白髪用ヘアカラートリートメントの使い方の手順とコツを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

1. 濡れ髪で行う場合、シャンプー後にきちんとタオルドライする。（コンディショナーやトリートメントはしなくてもOK）乾いた髪で行う場合は、丁寧にブラッシングをしておく。
2. 手が汚れるのを防ぐために手を濡らす。（手袋でもOK）
3. 濡らした手にヘアカラートリートメントを適量出す。
4. 毛先を片手で持ち上げ、髪の根元から塗り始めて全体に塗る。
5. 全体が濡れたら、染まりにくい根元・生え際・こめかみ部分に再度たっぷりと塗る。
6. 乾燥を防ぎ、染まりをよくするために、髪全体にラップを巻いて時間を置く。
7. 36～38℃くらいのぬるま湯で、しっかりとすすぐ。

ヘアカラートリートメントがを使い終わった後、トリートメントやコンディショナーは必要ありません。

白髪用ヘアカラートリートメントは、髪が傷みにくく髪馴染みがよくなるので、自然な感覚で髪をカラーリングできます。ドラッグストアで買えるリーズナブルな価格の商品も多数あるため、選び方やおすすめ商品を参考に、ヘアカラートリートメントを使ってみてください。