アッシュ系カラーの白髪染めおすすめ10選｜白髪染めとおしゃれ染めの違いは？

アッシュカラーは数年前から流行り始め、今では定番のヘアカラーとしてとても人気のある髪色です。アッシュカラーは、ブリーチせずとも髪色に透明感を持たせてくれることから、落ち着いた大人の女性・職場や学校の決まり等で染めれない方にとてもおすすめのカラーです。

しかし、「白髪でもアッシュになる？」「白髪にもしっかり染まる？」などといった疑問を持った方も多いのではないでしょうか。そこで、今回はそんな疑問を解決するために、市販で購入できる白髪染めのアッシュカラー剤を紹介します。

そもそもアッシュとはどんな色なのか・セルフカラーは可能か・選び方のコツ・さらにはおすすめのアッシュカラー白髪染めの詳しい情報を解説します。

まずは、「アッシュってどんな色？」という部分に触れていきます。大きく括ると、アッシュカラーは「グレー」や「青」のような色を指しています。日本人の髪色は赤・青・黄色の3色が合わさり黒に見えているのをご存じでしたか。

中でも「青」は一番色素が薄く、薬剤を使用して髪の毛を染めると、青が抜けてしまい「赤味」や「黄色味」が強く出てしまいます。そこへグレーや青などのアッシュカラーを入れると、とても透明感のある透き通った色に仕上がります。

また、40代や50代の方だと、あまりに明るい色や派手な色にしたくない方も多いので、そういった方々にもアッシュ系のカラーは落ち着いておりとてもおすすめです。

茶色・ブリーチ・黒染めなどをドラックストア等でよく見かけますが、最近ではさまざまなカラーが市販されており、白髪染めにも多くの種類が存在しています。

アッシュ系のカラーだけではなく、他の色でもそうですが、カラー剤には「泡タイプ」「乳液タイプ」「クリームタイプ」と3種類販売されています。中でも初心者の方におすすめなのが、泡タイプのカラー剤です。

泡を髪の毛全体へ塗り、馴染ませるだけなので初心者の方でもとても簡単に髪の毛を染められます。また、しっかりと染めたいという方は乳液タイプやクリームタイプがおすすめです。塗り方は少々難しいのですが、よりしっかりと染まるのでセルフカラーに慣れている方はそちらをおすすめします。

さて市販でアッシュカラーに白髪染めができるとわかったところで、どのように選べばよいかの解説をします。いくつかのポイントがありますので、下記4つに分けて紹介します。

人の髪の毛はもちろん個人差はありますが、大体1ヶ月に1cm伸びると言われています。白髪染めは、どうしても普通に髪の毛を染める方より頻度が高くなってしまいます。そのため、ストレスなく続けられるようなものを選ぶ必要があります。

先ほど紹介したように、髪の毛を染める方法はいくつか存在し、初心者の方には泡タイプがおすすめです。しかし、白髪をしっかり染めたいので根元が綺麗に塗れなければなりません。根元が綺麗に塗れるクリームタイプもチェックしてみてください。

一口にアッシュと言っても、「アッシュグレー」「アッシュグリーン」「アッシュベージュ」「ミルクティーアッシュ」などさまざまな種類が存在します。その中で自分自身がどのアッシュを求めているのかをしっかりと把握する必要があります。

また、白髪は色が入りづらい性質を持っています。そのため、まだ白髪の量が少ない方には、明るめのカラー剤をおすすめします。全体を明るくすることによって白髪との境界線が目立たなくなります。

カラー剤には色の他にも明るさというものがあります。色の項目でも軽く触れましたが、白髪が少ない場合は、明るめがおすすめです。

また、白髪が多い場合は、暗めにする必要があります。元々市販の白髪染めは染髪力が高く作られているので、全体が暗い色になりやすくなっています。そこで、白髪とそれ以外の髪の毛のコントラストが目立たないように暗めがおすすめです。

髪の毛を染めると、元々弱酸性だった髪の毛がアルカリ性へ変化してしまい、キューティクルが開いてしまいます。キューティクルが開くとダメージを受けやすい髪の毛へ変化するのが難点です。

髪の毛がパサつき、枝毛などの髪の毛トラブルへ発展してしまう前に、トリートメントや保湿をして髪を元の状態へ戻す必要があります。市販されている白髪染めなどのカラー剤には、トリートメントが付属している場合があるので、しっかりチェックすることをおすすめします。

白髪染めアッシュの場合には、白髪を染めるためにブラウンが配合されています。そのため、おしゃれ染めよりは透明感にかけてしまいます。しかし、そうしなければ白髪が染まらないのでどうしてもブラウンを入れる必要があります。明るさの選択肢が狭くなってしまうのも白髪染めアッシュの特徴です。

しかし、白髪染めアッシュは、ブラウンが入ることによりミルクティーアッシュぽくなります。そのため、流行りの色を取り入れおしゃれで可愛いくも見えるのでおすすめです。

おしゃれ染めアッシュでは、ブラウンが配合されておらず色味だけで髪の毛をカラーリングしていきます。明るさの選択肢も多く綺麗にアッシュ感が出せるのが特徴です。

白髪染めを何度もしている方でも、毛先に行けば行くほど染めている回数が増えるのでおしゃれ染めの薬剤でも綺麗に色が入る可能性があります。そのため、生え際は白髪染めにして毛先はおしゃれ染で透明感を出すのも一つの手です。

市販の白髪染めやヘアカラー剤を使用する際には、必ずパッチテストを行うことをおすすめします。パッチテストとは、カラー剤や白髪染めの薬剤がお肌にアレルギー反応を起こすかどうかチェックするための試験です。

特に、食べ物などのアレルギーがある方は、皮膚がかぶれる可能性が高いので、髪の毛を染める48時間前に必ず実施することをおすすめします。パッチテストをせずにセルフカラーをして、何かが起こった場合に自己責任になってしまいますので注意が必要です。

パッチテストの手順は、それぞれ市販の白髪染めやヘアカラー剤のパッケージ、または説明書に付属されていますので、そちらを確認してください。

いかがでしたか？初めてアッシュの白髪染めをする際には、自分自身が求める色に近づけない可能性はありますが、何度も続けるうちに透明感のあるアッシュを実現できます。定番のアッシュ系カラーで白髪を染めて日々の生活を彩ってみませんか。