ウィッグスプレーのおすすめ11選｜100均にある？市販品は？固める方法も

かぶるだけで簡単にヘアスタイルを変えられるウィッグは、ファッションアイテムとして用いられるものです。しかし自分の髪の毛のように頻繁にシャンプーできないウィッグは絡まりやすく、傷が付いてツヤも減ってしまいます。

そんなウィッグのケアに使用したいのが、「ウィッグスプレー」です。ウィッグスプレーは静電気防止スプレーとしても使用でき、毛の絡まりや匂いのケアもできます。しかしウィッグスプレーは種類が多いので、どれを買えばいいのか分からないですよね。

そこで、本記事ではウィッグスプレーのメリット・選び方・ウィッグオイルなどおすすめ商品・ウィッグを固める方法を紹介します。また、ウィッグスプレーは市販で売ってる場所はどこか、100均にシリコンスプレーなどの代用品はあるのか、ウィッグの手入れ方法についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

ウィッグは、使用し続けているとだんだんとツヤが失われてしまいます。ツヤのないウィッグは見た目も落ちてしまい、きれいな髪とは言えない場合もあり得ます。ウィッグスプレーは、そんなツヤが落ちてしまったウィッグにツヤを与える効果を持つタイプがあります。

ウィッグスプレーでケアをすれば、ウィッグを買ったときと同じような美しい状態をキープできます。

ウィッグを使っていると「毛が絡まりやすい」といった悩みがつきものです。毛の絡まりは櫛通りが悪くなり、ゴワゴワとした手触りになってしまいます。そんな毛の絡まりも、ウィッグスプレーで対策できます。

シリコンを使用したウィッグスプレーであれば、毛をコーティングして滑りをよくし、絡まりを防ぐと同時に傷みを防いでウィッグが長持ちするのがメリットです。

ウィッグに静電気が発生すると、ホコリが付着しやすくなるばかりではなく、毛が絡まりやすくなり手触りもパサついてしまいます。ウィッグスプレーには、静電気防止効果を持つタイプがあり、毛の絡まりやパサつきを抑えて気になる静電気も抑えられるのがメリットです、

ウィッグをいい状態に保つには、静電気防止効果があるウィッグスプレーでのケアをおすすめします。

先述のようにシリコンを使用したウィッグスプレーは、毛を1本1本コーティングできるので、ツヤを出しながらなめらかな手触りに仕上げられ、さらに毛の絡まりも防ぐ効果が期待できます。しかし、一部のウィッグはシリコンに対応していないものもあるのでチェックしましょう。

ツヤを出すには、オイルスプレーも効果的です。毛にオイルの膜を張りツヤを出し、保湿効果や静電気抑制効果も期待できます。ただしオイルスプレーは使いすぎるとベタつくので、使用量は確認が必要です。

ミストタイプのウィッグスプレーは、ノズルを押した分だけミストを噴出できます。コンパクトサイズのものが多いので持ち運びやすく、吹きかけたい箇所にピンポイントでスプレーしやすいのが特長ですが、ウィッグ全体に吹きかけにくい点がデメリットです。

スプレータイプは高圧ガスで広範囲にスプレーできるのが特長です。ミストタイプより細かな粒子で、広範囲でも均一にスプレーできるためべたつきも少ないのがメリットです。サイズは大きめで高圧ガスを使用しているため、取り扱いに配慮が必要なのがミストタイプと異なる点です。

ウィッグは自分の髪のようには頻繁に洗えません。食べ物やタバコなどの臭いが付いたとしてもすぐに洗い流せず、イヤな臭いが付きやすいものです。ウィッグに不快な臭いが付いてしまった場合は、消臭効果があるウィッグスプレーがおすすめです。

消臭成分を使用したスプレーは、吹きかけてブラッシングするだけでイヤな匂いを消臭できます。香りつきのスプレーを使えばウィッグに香りを付けられるので、香料の有無も確認しましょう。

ウィッグを自分好みのスタイルに固めるには、以下のアイテムで対応できます。ただし、それぞれに使い勝手が異なるので、特徴を理解してから使いましょう。

• ヘアワックス

ヘアワックスは、薬局やドラッグストアでも手軽に購入できます。初心者でも簡単に固められますが、キープ力はあまり高くありません。また、たくさん使うとペタっとした印象になるのが留意点です。

• ヘアスプレー・ハードスプレー

ヘアスプレーは部分的にも全体に使えるメリットがあり、耐熱性ウィッグの場合はスプレーの後にヘアアイロンと併用で、よりしっかりと固定できます。しっかり固めたい場合は、ハードスプレーもおすすめです。

• ゼラチン

コスプレーヤーに人気なのが、食用ゼラチンを使って固める方法です。お湯に溶かす手間がかかりますが、キープ力が高いので、毛束を作りたいときにも活躍します。ただし、ゼラチンは固まるのが早いので、素早くスタイリングするのがポイントです。

• 木工用ボンド

木工用ボンドは水で薄めて使用します。ウィッグになじませやすいのはメリットですが、固まるまでに時間がかかるのが留意点です。また、木工用ボンドは洗ってもきれいに落とせないので注意してください。

• 液体のり

水糊はそのまま使えるのがメリットです。先端はスポンジ・筆・ペンなどタイプがあるので、使いやすい形状を選べます。ただし、キープ力は高くないので、しっかり固めたい場合はハードスプレーとの併用がおすすめです。

ウィッグのケアにウィッグスプレーを使いたいけれど、どこで売っているかわからないと困ってしまいますよね。気軽に行ける薬局やドンキでは見つからない場合も多く、一般的なヘアスタイリング剤を使用する人も多く見られます。

しかし、ヘアスタイリング剤はあくまでも人毛のスタイリングのためのもので、ウィッグのケアにはウィッグスプレーの使用が推奨されます。上の項目で紹介したネットショップでも多数見つかるので、ネットショップでの購入もおすすめです。

シリコンスプレーは、ブラシにスプレーしてからブラッシングをするのが基本です。ウィッグに直接スプレーしないようにしましょう。また、一度に大量にスプレーするのではなく、少量ずつスプレーしてブラッシングを繰り返して、自然な仕上がりにするのがポイントです。

オイルタイプのウィッグスプレーは、ブラッシングした後のウィッグに直接スプレーします。その際も大量にスプレーするのではなく、少量ずつ吹きかけてから櫛でとかしましょう。

100均の中でも豊富な品揃えで知られるダイソーには、ウィッグに使えるシリコンスプレーがあります。絡まり防止以外にも、ツヤ出し効果も期待できるのが嬉しいポイントです。ウィッグ以外にも、傘やレインコートにスプレーして防水性を高めたり、ファスナーの滑りをよくしたりもできます。

ただし、ウィッグに使用する場合は、量が多いと不自然なツヤになってしまいます。ブラシに少量ずつスプレーして、様子を見ながらの使用をおすすめします。

ウィッグスプレーが手元にないけれど今すぐウィッグのケアをしたい場合、毛材にもよりますが、以下のものでも代用可能です。水または精製水で薄めたベビーオイルは、ウィッグスプレーの代用品として使用できます。

オイルなので絡まったウィッグもほどきやすくなり、ツヤを出しながら静電気対策も期待できます。人毛を使用したウィッグであれば、普通の髪用ヘアオイルで代用できます。

ウィッグススプレーを使えば、ウィッグ使用中の悩みを解決して、美しい状態にしてくれます。大切なウィッグは特に、ウィッグスプレーできちんとケアをして長持ちさせましょう。本記事を参考に自分にあったウィッグスプレーを見つけてください。