男性用ヘアカラーおすすめ10選｜30代・40代・50代にも！シャンプータイプも紹介

メンズ用白髪染めは、日々忙しい男性が家で手軽に白髪染めをするのに適した商品です。ドラッグストアや通販などで手軽に購入できて便利ですが、近年ではその人気により種類やカラー展開がとても多くなって、選ぶのが大変になっています。

初めて自分で白髪染めをする方も、何度かリピートしている方も、自分に一番合っている種類やカラーがわからない方が多いのではないでしょうか。髪への負担や染まり方への不安がある方もいるでしょう。

この記事では、男性用白髪染め商品の選び方のヒントやおすすめ商品、また、髪質別の商品の探し方など、家でセルフで白髪染めをしたい方に有益な情報をわかりやすくご紹介します。30代・40代・50代どの世代の方でも使えるので、ぜひ参考にしてください。

白髪染めを使用する方の年齢として、平均的には30代からと言われますが、白髪の原因は年齢だけでなく睡眠不足や眼精疲労、ストレスや栄養不足も関わってきますので一概ではありません。髪型によっては、白髪が出る位置でより目立ちやすくなります。

男性用白髪染めの商品のパッケージを見てみると、20代のモデルからシニアまでが載っていますので、白髪が気になる方なら何歳でも利用対象です。少量の白髪から髪全体まで、気になる白髪には白髪染めを使っていきましょう。

男性用は時短や部分染めを謳っているものが多いのですが、基本的に女性用と成分が変わるわけではなく、男性用として販売することで対象者が購入しやすくするために分けられています。男性は髪が短いことが多いためスピーディーになりやすいという意味です。

ただ、男性用の白髪染め商品は女性用と比べカラーバリエーションが少なく無香料であることが多いです。このあたりをカバーしたい場合は女性用を使用しても問題ありません。自分に合った商品を探して使ってください。

商品によっては男女共用のものもあります。また、女性用には頭皮や髪を傷めないための成分が入っているものも多く、気になる方は成分表も確認して白髪染めを選ぶのが大切です。

男性用の白髪染めを実際に選ぶときに、上手に選びやすくなるヒントをご説明します。「白髪染めの種類」「手間の程度」「色合い」「配合成分」「髪質」がキーポイントになります。順番にご説明していきます。

ひとことで白髪染めといっても、その種類は多々あります。それぞれにメリットがありますので自分の髪や頭皮に適した種類の白髪染めを選んでみてください。使い方やどの部分の白髪を染めたいかも重要です。

一般的に髪全体を染める白髪染めというと、ヘアカラーが主流です。ヘアカラーにはアルカリカラーとオーガニックカラーがあります。アルカリカラーは昔からよく使用されているヘアカラーで、オーガニックカラーは近年定番になってきたヘアカラーです。

いまでは、アルカリカラーもオーガニックカラーも同様の主流のヘアカラーとして使われています。その違いは、オーガニックカラーの方が自然由来の成分が多く含まれ、頻繁にカラーをする方に好まれているところです。

どちらのヘアカラーも色落ちがしにくく、白髪の染まりもとてもいいです。髪全体に生えた白髪を染めるにも有効で、黒い髪との差が埋まりやすくなります。

カラートリートメントは、いつもシャンプーのあとに使用しているトリートメントを白髪染めトリートメントとして使って染めます。回数を経て徐々に白髪が目立たなくなってくるタイプです。

急激に白髪を染めて周りの人から変化を指摘されるのが嫌な方や、自分自身に抵抗がある方におすすめです。手間としても、普段の生活の一環として髪を洗うだけなので手軽です。自然に白髪を染めたい方に向いています。

白髪染めヘアマニキュアは、髪の表面をコーティングする白髪染めです。ヘアカラーでは髪の内部まで成分を浸透させますが、ヘアマニキュアは表面までに留めるため、髪への負担がかかりにくくなります。

ヘアカラーよりも色の持ちが短くなるのは注意が必要です。ヘアカラーだど2～3ヵ月ほど保てる色合いが、ヘアマニキュアでは4週間ほどで色落ちしてしまいます。手間よりも髪への負担が気になる方におすすめです。

その日だけ綺麗に白髪を隠したい方には、ヘアスプレーやヘアマスカラがおすすめです。白髪染めのように本格的に染め上げるのではなく、白髪のある部分に塗るタイプです。一時的に白髪を隠すことができて便利です。

少し前までは雨や水で落ちてしまうものが多くありましたが、最近は簡単には落ちず、シャンプーなどで洗うまで効果が持続する商品もあります。スプレーで広範囲を塗るタイプと直に部分塗をするタイプがあります。

ヘナは植物性のヘアカラーで、化学物質が含まれていません。頭皮や髪への負担が軽くなり、仕上がりも自然な色合いになるのが特徴です。しかし、一般的なヘアカラーに比べて色合いのバリエーションは選べません。

また、染まるまでに長時間がかかるのも、急いでいる方にはデメリットになります。ですが、髪にタンパク質を補うことができるヘナは、気に入った方は繰り返し使用する方が多く、根強いファンがいるので定番のひとつです。

自宅での白髪染めは、美容院よりも自分の手間がかかるのは当然です。その手間のかかり方の違いで商品を選ぶのもおすすめです。白髪染めのテクスチャーの種類で手間のかかり方が異なります。

テクスチャ―が硬めのクリームタイプは、全体用にも部分用にも便利です。リタッチ用として次回まで置いておけるタイプは、男性用の白髪染めでは珍しくありません。髪の根元から白髪が生えるタイプの方や、塊で白髪が出没しやすい方に向いています。

クリームタイプの白髪染めには、コームがついてくるものが多く、使用した後のコームを綺麗に保存することも大切です。また、部分的に染める際には確実に染められるようブロッキングをしっかりしてください。

泡やムースタイプの白髪染めは全体染めに向いています。後頭部にも比較的簡単に塗れるのが人気です。泡タイプでは髪を揉みこむだけで泡がまんべんなく入り込んでいくため、色ムラが起こりにくくなっています。

初めての方や慣れていない方にもおすすめです。また、全体的に白髪が生えている方にもぴったりです。もみあげや根本も忘れずに、できるだけすべてをカバーするように泡やクリームをつけてください。

白髪染めの成分が入ったシャンプーを併用するのもおすすめです。もし一般の白髪染めでムラができてしまった場合は、すぐにもう一度染め直すと髪や頭皮へのダメージが心配です。その場合は、白髪染めシャンプーで少しずつ色を埋めていきましょう。

白髪染めシャンプーはドラッグストアよりも通販の方が数が多く人気です。通販で探すと選びきれないほど商品があるので、使われている成分や口コミの評判をよくチェックして選んでください。

男性用の白髪染めには主に、ブラック・ナチュラルブラック・アッシュブラックがあります。真っ黒にしたい方はブラックを、やや軽さが欲しい方はナチュラルブラックを、青みやくすみ感がほしい方はアッシュブラックがおすすめです。

ブラウン系も販売されていますが、ナチュラルブラウンなどの色合いは、黒髪の方ではあとで色が浮きやすくなります。肌の色や髪のもとの色、いつもの服装や生活シーンを考慮し、最善の色合いを探してください。

ダメージに敏感な髪質や頭皮の方は、トリートメント成分や毛髪保護成分の入ったものを選ぶのがおすすめです。白髪染めのあとに使用できる美容液が同封されているものもありますので活用してみてください。

ヘナやオーガニックヘアカラーなど、植物成分の白髪染めなら低刺激です。また、アレルギーが出ないかどうか、初めて使う商品では必ずパッチテストを行なって確認してから白髪を染めるようにしてください。

白髪染めの効果は、髪質によって変わってきます。色の入り方や仕上がりをベストに近づけるため、自分の髪質に合うよう種類やカラーを選ぶことが大事です。髪の細い方と太い方別でご説明します。

髪が太い・硬い・多い方は、基本的には染まりにくいため、素の髪よりワントーン明るい色がおすすめです。きちんと時間を置くのも大事です。あまり規定時間を過ぎると頭皮に刺激が強くなるので既定の時間いっぱいまでしっかり置くようにしてください。

また、パーマがかかっていると染まりにくくなるので、美容師さんに相談してみましょう。

髪が細い・柔らかい・少ない方は、白髪染めが入り込みやすいです。暗い色に仕上げたいときはワントーン明るい色がおすすめです。柔らかい髪だと染めてしばらくはごわつくこともあるのでトリートメントでケアしてください。

ヘアカラーなら暗い色を入れたあとには明るい色が入りにくくなります。初めての方は気を付けましょう。

髪の白髪染めをした後、眉毛も気になる方は、眉マスカラを使ってバランスを取りましょう。眉毛だけでなく髭やもみあげの染め残しなどにも使える商品が販売されています。ヘアマスカラとは違って洗うと落ちるマスカラです。

毛の流れに逆らうように塗布すると綺麗に着色できます。男性の眉の白髪隠し用マスカラも売られていますが、女性用のものでもOkです。その際はメイク落としも揃えておいた方が便利です。

男性用の白髪染めは残った液体を保管できる商品が多くあります。しかし女性用を使用する際や保管できないタイプを使用する際には注意が必要です。保管できる商品とできない商品の特徴をよく理解しておいてください。

1剤と2剤を混ぜるタイプの商品は保管NGです。混ぜて化学反応を起こし染色力が出るタイプなので、時間が経って残しておいても髪を染めることはできません。また、この液体を密閉させるとガスが膨張する恐れがあります。

1剤と2剤を混ぜる白髪染めは、使い終わって余っても必ず処分するようにしてください。

あらかじめ1剤と2剤が混ざった状態で販売されているワンプッシュタイプは、開封から半年ほどは保管しておけます。リタッチ用の商品に多いタイプです。開封時の年月日をメモしておくと忘れにくいです。

生え際を都度リタッチする方には、ワンプッシュタイプがコスパがいいです。保管期限内に使い切りましょう。

1剤と2剤が別チューブになっているタイプは、余った分にフタをして保管可能です。チューブのまま保存ができますが、開封したら色合いが変色していきます。染める力は変わりませんが、嫌な方は早めに使い切りましょう。

初めに開封したときから2～3ヵ月が期限となります。片方を失くしてしまわないようセットで保管してください。

化学成分を使っていないヘナは長期保存が可能ですが、保管環境をよくすることが大事です。湿気や日光から遠ざけ、品質の劣化を防ぎます。密閉して暗所に保管してください。冷蔵庫や冷凍庫に保管するのはNGです。

溶いた状態のヘナもきちんと管理すれば保管ができます。もとのアルミの袋に戻すようにしましょう。

男性用白髪染めを選ぶヒントやおすすめ商品をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。ぜひとも記事を参考にし、自分の髪質や染めたい部分に合った商品を見つけて、白髪の悩みを減らし、楽しい毎日を過ごしてください！