ピンクの白髪染めおすすめ20選｜市販品で染められる？ピンクベージュなど人気色も！

白髪が気になるけれど、染めてもすぐに色落ちして白髪が目立ってしまう。そもそも何色系に染めると自分に似合うのか分からない。とお悩みの皆さんに、ピンクの白髪染めがおすすめです。

暖色であるピンクは他の色よりも白髪のカバー力が強く、顔色も良く見えるなど、若々しい印象を与えてくれます。今人気のカラーなので、市販でも色味のラインナップが多く揃っており、自分に似合う色を見つけやすい点もメリットです。

この記事では、ピンク系に染めるメリットや注意点、ピンクの白髪染めを選ぶポイントなど、ピンク系の白髪染めについて幅広く解説します。一度ピンクの白髪染めを試してみようかと検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください！

ピンクをはじめ暖色系のカラーは、寒色系のカラーよりも白髪のカバー力に優れます。白髪はどちらかと言えば寒色に近いので、反対色のピンクを入れると白髪が目立ちにくくなるのです。

また、日本人の髪には赤い色素が多く含まれるため、赤色に近いピンクはもとの髪に馴染みやすく色落ちにしくいメリットがあります。染まりやすく長持ちするカラーならピンクは最適です。

先述したように、日本人の髪にはもともと暖色系の色素が多く含まれるので、類似色のピンクは日本人の肌とも大変よく馴染みます。また、顔回りにピンク系の色があると血行がいい健康な顔色に見えるので、肌のくすみが気になる方にも最適。若い印象を与えられます。

発色の綺麗さもピンクに白髪染めするメリットのひとつです。日本人の髪特有の赤味を抑える目的で選択されがちなアッシュカラーなどの寒色に対して、ピンクは地毛の赤い色素を利用して染め上げるので、暗めの髪でもキレイな色味が感じられます。この特徴から、最近ではおしゃれ染めでもピンクカラーが人気です。

光を反射しやすいピンクの白髪染めは、髪にツヤ感を出すのに効果的です。白髪のカバー力が高い特徴も相まって、ムラなく髪全体にツヤを生みだしてくれます。また、ラベンダーピンクなどの青味が入ったピンク系や、ピンクアッシュ・ピンクベージュなどのくすみカラーなら透明感も抜群です。

おしゃれ染めと白髪染めは "別物"です。メラニン色素を脱色（=ブリーチ）しつつ染料を入れるおしゃれ染めに対し、白髪染めは脱色なしで色が入ります。そのため白髪だけでなく黒髪にも色がしっかり入り、全体的に落ち着いたトーンに完成します。

全体的に鮮やかなカラーにしたいからと言って、明るいトーンを選ぶと白髪の染まり具合に影響がでるので、白髪量と黒髪のバランスを考えて、おしゃれ染めか白髪染めを選ぶのが大切です。

ピンクカラーの色持ちの良さは一長一短です。暖色系のカラーは髪の奥にまで色素が残りやすいので、色落ちしにくい利点がある一方で、他の色にカラーチェンジするときに発色しづらくなる可能性があります。また、残った暖色系の色素と新しいカラーが混ざってしまい、イメージ通りの色味にならない場合があるので念頭に置いておきましょう。

白髪の割合が多い方には、カバー力の高い濃いめのピンクカラーがおすすめです。特に「ピンクブラウン」など深みのあるカラーは、最も日本人の肌に馴染みやすいとされています。落ち着いたカラーの中にピンクの愛らしさが覗くことで、顔色も明るく見え、若々しい印象を与えられます。

白髪よりも暗髪の割合が多い人には、「ピンクベージュ」など明るく鮮やかなカラーがおすすめです。

先述したように白髪染めはブリーチをせずに色を乗せる仕組みなので、深い色味を選択すると白髪以外の髪がより暗めのトーンに仕上がります。しっかりとピンク味を感じる仕上がりを目指すなら、完成イメージより1段階明るい色を選択すると大きく失敗しません。

「ラベンダーピンク」や「ピンクアッシュ」など青系・紫系の色が入ったカラーには黄味を抑える効果があり、透明感のある髪に仕上がります。また、色落ちしてもベージュ系の落ち着いた色味になるのが特徴です。白髪はもちろん明るめの髪に入れても発色が良く、大人の華やかさを演出できます。

市販のピンク白髪染めを、明るい～暗いカラーまで表にまとめました。ドラッグストアなど身近な店舗で販売しているラインナップですので、ぜひご参考ください。

白髪染めヘアカラーには以下の特徴があります。

• 髪色を明るくする力がある
• カラーバリエーションが豊富
• 色持ちがいい
• やや髪へのダメージがある

キューティクルを開いて染料を入れるので、地髪の色をより明るく染められます。白髪の量が多い人でも、一度で髪全体がしっかりと染まり色が持続するのがメリットです。

ヘアマニキュアの主な特徴は以下の通りです。

• 髪へのダメージが少ない
• 地髪を明るくする力を持たないので白髪のみが発色する
• 地肌につくと取れづらい
• 色落ちしやすい

ヘアマニキュアにはキューティクルを開く力がなく、髪をコーティングして色を出すイメージになります。そのため暗髪への発色は望めませんが、白髪への発色は鮮やかです。また、髪が傷みにくくいメリットがあります。

初めてセルフで白髪染めをする方にも扱いやすい「泡タイプ」。泡状のカラーリング剤を髪全体に揉みこむと泡がしっかり密着するので、見えにくい後ろの髪にも塗りやすいのがメリットです。ただし乳液タイプやクリームタイプよりも染める力が弱い商品が多いので、髪が太めの方は染まりにくい傾向があります。

太めの髪・水を弾きやすい髪など染まりにくい髪質の人には「乳液タイプ」のヘアカラーがおすすめ。乳液タイプは柔らかで伸びが良く、ロングヘアの方にも扱いやすいテクスチャです。たっぷりと均一に塗ると、染めムラのない美しい仕上がりになります。

「クリームタイプ」は髪質を選ばずどなたでも使いやすいカラー剤です。ブラシに薬剤を付けて塗る仕様が多く、均一に塗るにはコツがいるため、初心者の方は少々扱いづらく感じるかもしれません。しかし、部分染めがしやすいので、伸びた部分だけレタッチしたい場合には便利です。

どんなにムラなく染め上げても、髪が伸びた部分は白髪が目立ってしまいます。そのため、白髪染めを美しく保つには＂定期的なレタッチ＂が大切です。

そこで白髪染めを選ぶ時には、定期購入しやすい価格かも合わせてチェックしておきましょう。また、同じ色味を保ちたいなら、身近な店舗で扱っているかなど購入のしやすさにも注目するといいですよ。

髪のダメージが気になる方や、白髪がちらほら見えて気になり始めた方には「カラートリートメント」の使用もおすすめです。白髪染めのヘアカラーのように、一度でしっかり染め上げるものではありませんが、髪へのダメージを抑えて徐々に色味を入れられます。

メーカーや商品によって、色味やトーンが異なるので、理想の仕上がりをイメージしてカラーを選択しましょう。

髪全体をカラーリングするほど白髪が多くない人や、白髪染めした後に伸びた生え際が気になる人には「ヘアマスカラ」が便利です。まつ毛のマスカラ同様、メイク感覚でサッと塗るだけで白髪を隠せる優れものです。髪へのダメージがほぼ無く、水やシャンプーで落とせるので気軽に使用できます。

ピンク系の白髪染めは人気が高まっており、LOFTや東急ハンズ・ドラッグストアなど身近な店舗でもラインナップが増えてきました。ドラッグストアではカラーサンプルを置いている店舗も多く、リアルな仕上がりを想像できます。また、たくさんのメーカーや商品の中から探したいなら、通販サイトもおすすめです。

セルフで白髪染めをする方に向けて、きれいに染めるコツをご紹介します。市販のヘアカラーで白髪染めをする方は、ぜひ以下の５項目を意識してみてください。

• 髪はしっかり乾かしてからカラー剤を塗る
• カラー剤は余裕を持った容量を用意してたっぷり塗布する
• 洗い流す前にお湯を含ませ揉みこむ（乳化をする）
• 室温は25～30度にキープ
• 洗い流すお湯の温度は38度（熱すぎると色が抜けやすい）

髪に高温の熱を与えると、ダメージや色落ち・変色の原因になってしまいます。特に白髪染めをした直後はアイロン・コテの使用は控えるようにして下さい。どうしてもヘアセットが必要な場合は、できるだけ低温かつ短時間で仕上げるようにしましょう。

色持ちの良さは、髪を染めた直後のケアにかかっています。カラーリング後1週間程度は、洗浄力の高い通常のシャンプーではなく「ピンクシャンプー」や「カラートリートメント」での洗髪がおすすめです。特にピンクトリートメントは髪のダメージを補修しながら、髪にピンクの色素を補充してくれるので鮮やかな色味とツヤが持続します。

ピンク系のカラーは長持ちするメリットがある一方で、色素が抜けにくくカラーチェンジする際に影響する点がデメリットです。もし髪色を変えたい時には、ピンクカラーを少し落としてから次の色を入れると理想の発色が再現しやすくなります。

色落しする際には、洗髪時にシャンプー・トリートメントを5～10分放置するのが有効です。また、トリートメント時にホットタオルを頭に巻くと、色落ちを促進させられます。

ご紹介したようにピンクの白髪染めは、色味のラインナップが充実しています。大人の色気を感じる落ち着いたピンク・可愛らしさのあるピンクなど、自分好みの色でピンクカラーに挑戦してみてはいかがですか？若々しい見ために、気分も上がること間違いなしです。