メンズ用も！スタイリング剤の人気おすすめ31選｜サラサラにしたいときは？

整髪料は、メンズ・レディースを問わず家で髪のスタイリングをするのに欠かせないアイテムです。髪を思い通りにスタイリングをしたいけど、なかなか髪が固定できない方も多いですよね。またスタイリングはできても、さらさらにしたい時はどうすればいいのかと疑問に思う方や、時間が経てば元通りになる方もいます。

スタイリング剤があれば、髪をスタイリングしやすくなるだけでなく、朝セットしたスタイリングを長時間キープさせられます。立ち上げやクセ付け、ウェーブなど思い通りの髪型を楽しめます。

そこで今回は、種類ごとの整髪剤の選び方や人気おすすめ商品を紹介します。記事の最後には、整髪料のおすすめの使い方も解説しています。ぜひ参考にしていただき、効果的に使えるようにしてください。

実はたった2つのポイントを意識するだけで自分にあったスタイリング剤が選べます。

その2つのポイントとは、

①種類

②髪質

です。とても簡単ですが、まずはこちらの2つに絞ってスタイリング剤を選んでください。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 目的にあったスタイリング剤の種類を選ぶ
• 髪質にあったテクスチャーを選ぶ

これが自分に合ったスタイリング剤選びの最初のステップです。

それでは詳しく解説します。失敗しないためにも、【必読】がついた見出しはぜひチェックしてください。

スタイリング剤を選ぶときには、まずはセットとケアのどちらを重視したいかが重要です。

髪を立たせたり毛束感を作ったりしたい方にはワックスがおすすめです。

ワックスのテクスチャーは柔らかいものから硬いものまで多数あります。以下を参考に選んでください。

• 柔らかいワックス
  ミディアムからロングヘアの方向き。ナチュラルな仕上がりになる
• 硬いワックス
  ショートからボブの方向き。まとめ髪をする際にも便利。セット力がありスタイルをキープする

ただ、ワックスはキープ力がある反面、商品によっては1回のシャンプーでは落ちないものもあるのがデメリットです。

ヘアジェルはウェットでツヤ感のあるスタイルを作りたい方におすすめです。

流行りの濡れ髪スタイルに挑戦したい方、オールバックにしたい方にも合いますよ。

ただし、ジェルは一度つけるとしっかり固まってしまうため、再セットできないのがデメリットです。

重さがあると崩れてしまうパーマやカールヘアをキープしたい方は、軽さが特徴のムースがおすすめです。

ムースにもさまざまな種類があるので、なりたいスタイルによって選んでください。

• パーマの動きを出したい方：ワックスが配合されたムース
• しっかり固めたい方：固まってキープ力のあるムース
• ツヤを出したい方・ダメージケアしたい方：トリートメントムース

スプレーは巻き髪やアップスタイルをキープしたい方におすすめです。

ワックスやムースで動きを出したカールヘアを固めるための仕上げ剤としても使用できます。

スプレーは商品によって特徴が異なります。以下を参考に選んでください。

• アレンジタイプ：固めすぎずナチュラルな仕上がり。ふわっとしたスタイル向き。
• ハードタイプ：ソフト・ハード・スーパーハードの3種類、オールバック・巻き髪・アップヘアをキープしたい方向き。

アホ毛や前髪を整えたい方やおくれ毛をまとめたい方は、ポイント使いしやすいマスカラタイプかスティックタイプを選びましょう。

どちらのタイプが自分にぴったりかは。以下を参考に選んでくださいね。

オイルは髪の乾燥やボリュームに悩む方におすすめです。

オイルの油分は髪をコーティングするため、乾燥を防止し広がりを抑えてくれます。また、ツヤが出てウェットな質感になります。

セット力はほかのスタイリング剤に劣りますが、髪の長さ・スタイル問わず幅広い方が使用できるのも特徴です。

シャンプー後に使えば、髪の表面をコーティングでき、朝のスタイリング前に使えば、紫外線などのダメージから守ってくれます。

クリームはしっとりと髪をまとめたい、ミディアムからロングヘアの方におすすめです。

髪がまとまりやすくなり滑らかな指通りが実感できる、つけた瞬間に髪に馴染むスタイリング剤です。

ツヤが出て健康的な美髪に見えますが、オイルと同様にセット力がないのがデメリットです。

ボブの外ハネやかき揚げ前髪など、毛先のアレンジも楽しみたい方はバームがおすすめです。

セット力があり、髪の乾燥も防いでくれるのでケアもできる優れものです。毛先につけると、毛束感を出せますよ。

バームは使用量によって、仕上がりが変わります。以下を参考にしてください。

• 適度なツヤを出したいとき：少量使う
• 濡れ感・ウェットな仕上がりにしたいとき：多めに使う
• 毛束感：まとめたい部分に集中して使う

ウォーターは朝のブローや、寝ぐせ直しに使いたい方におすすめのスタイリング剤です。

特にストレートのミディアムからロングヘアの方にぴったりです。

軽い使い心地なので、オイルやクリームの重さやべたつきが気になる方にもおすすめです。

スタイリング剤選びの2つ目のポイントは、髪質別に適切な種類を選ぶことです。ポイントは、

• ボリュームがある方・ダメージが気になる方
  →ヘアケアできるオイル・クリーム
• 軟毛の方
  →軽めのテクスチャーのワックス・クリーム
• 硬い髪の方
  →ハード系のワックス・ジェル
• まとめ髪
  →スプレーで固める

となります。悩みや髪質に合わせて選んでください。

ここまでのおさらいをしましょう。自分に合ったスタイリング剤を選ぶポイントは、

①セットとケアどちらを重視するか

の2つでした。

• セット力orヘアケア
   
  • セット力重視：ワックス・ジェル・ムース・スプレー
  • アホ毛や前髪などポイント使用：マスカラ・スティック
  • ヘアケア重視：オイル・クリーム・バーム・ウォーター
• 軟毛or硬い髪
  
  
  • 軟毛の方：軽めのテクスチャーのワックス・クリーム
  • 硬い髪の方：重いテクスチャーやキープ力のあるワックス・ジェル

こちらが自分に合ったスタイリング剤を見つける最初のステップです。

このあとはさらにこだわって選びたい方向けに解説していきます。

季節や天気によっても、適したスタイリング剤が異なります。

以下のように使い分けると、思った通りの効果が得られてヘアスタイルも決まりやすくなりますよ。

• 雨の日・梅雨
  →湿度が高いため、クセが出たりアホ毛が目立ったりする。
  そのようなときは、普段のスタイリング剤でセットしたあとにスプレーをプラスすると、キープ力がアップする。
  ムースは水分が多く含まれているため、雨の日・梅雨のスタイリングには不向き。
  
  
• 晴れの日・夏
  →紫外線が強い時期は髪もダメージを受けやすいため、オイル・クリームをつけて水分・栄養を与えるのがおすすめ。

好きな香りのスタイリング剤なら、1日のスタートに気分が上がります。

また、周囲に不快感を与えないよう、シーンによって香りを使い分けるのもポイントです。

代表的な香りをピックアップしますので、参考にしてください。

• 柑橘系（オレンジ・レモンなど）
  メンズ・レディース問わず使える香りで、プレゼントにもおすすめ。
  爽快感がありさっぱりした印象なので夏場でも重くない
  
  
• フローラル系（ローズ・キンモクセイなど）
  比較的オーソドックスなフェミニンな香り
  
  
• ハーブ系（ミント・ラベンダーなど）
  清潔感・透明感のある香りが特徴。
  メンズ・レディースともに使いやすく、季節も問わない
  
  
• 石鹸系
  清楚なイメージ。
  メンズ・レディース問わず、万人受けする香り
  
  
• バニラ系
  重めの甘い香りで女性らしさを演出
  職場・学校には適さないため注意
  
  
• 無香料
  香りが苦手な方・香水を使っている方は無香料タイプがおすすめ

スタイリング剤はドラッグストアで買えるプチプラから、5,000円以上のデパコスやサロン専売品まで、価格帯の幅が広いです。

目的にあわせて予算を見直しましょう。

• プチプラ
  300円程度から1,000円代のものが主流
  とりあえず使ってみたい・消耗品と考えているなら1,500円程度を選ぼう
  おすすめはYOLU（ヨル）やplus eau（プリュスオー）
  
  
• デパコス・サロン専売品
  2,500円台から数万円のものまで
  プチプラに物足りなさを感じる・プレゼントを考えているなら5,000円程度がおすすめ。
  定番はN.（エヌドット）

スタイリング剤は商品によってさまざまな機能がついている場合があります。ここではとくにおすすめの機能を紹介するので、注目してください。

スタイリング剤選びを「求める効果」と「なりたいスタイル」に合わせて簡単に表すと、以下のようになります。

【質問】スタイリング剤に求める効果は？

【質問】なりたいスタイルは？

「リーゼフォーメンウォータリーホイップ」は、2022年3月31日をもって生産終了となってしまいました。しかし、ダイソーの110円商品「リーゼフォーメンウォーターホイップ」は、生産終了だからこその驚きの低価格で手に入ります。まだ売っているのを見かけた方は、代わりとして買っておくのがおすすめです。

整髪料の使用期限は、開封・未開封と状態によって変わります。薬機法では、製造から3年以内に変質する製品にのみ、使用期限を表示するよう決められています。したがって、使用期限がない未開封製品の場合、3年以内なら問題なく使用できます。

いっぽう、一度開封した整髪料は、使用するたびに指や空気に触れるので、品質を保つには限界があります。そのため、半年以内に使用するのが望ましいです。

ワックスをはじめ整髪料をつけすぎるとベタつきのあるギトギト髪になることも。正しい使い方でおしゃれなスタイリングを叶えましょう。

ワックスを使う場合は、指先でちょっとすくうくらいの少量を取ります。1度に多くとるよりも必要に応じて適宜プラスするのがおすすめ。その後、ワックスを手のひらで透明になるまで伸ばします。ワックスの白さが残っていると、髪にダマのように付くのでしっかり伸ばすのがポイントです。

ワックスがしっかり手のひらに伸びたら、手の内側全体を使って髪の毛全体に馴染ませます。髪がボサボサになるように、しっかり内側から馴染ませるのがポイント。その後手ぐしで髪の毛を整えたり、指先を使って動きや束感を作り出して完成です。

40代・50代男性などで毎日整髪料を使うなら、頭皮のケアもしっかりおこなうようにしましょう。シャンプーで整髪料を落とすだけでなく、その後のケアも大切です。コンディショナーやトリートメントでしっかり内側から髪に栄養を与えて、髪ダメージから守りましょう。

整髪料がついた髪は、お風呂に入った時にしっかり濡らすのもポイントです。シャンプー前に髪をぬるま湯で濡らすことで、髪から落としやすくします。

この時、オイルなどを使っているからと熱いお湯を使うのはNGです。熱いお湯を使うと、その分乾燥が進んで髪ダメージがひどくなります。あくまでぬるま湯でケアしましょう。

使わなくなったり古くなったりした整髪料の正しい捨て方を紹介します。容器やテクスチャーのタイプによって異なるので、ぜひチェックしてください。

【スプレータイプ】

用意するもの：ビニール袋・マスク・軍手・大きいサイズのタオルやトイレットペーパー・大きい釘など先がとがったもの

• 作業は屋外で行うのを推奨します。軍手とマスクを着用しておきましょう。準備ができたら、タオルの上に釘を置いたらスプレー缶に穴を開けます
• 中身が出てきたらタオルやトイレットペーパーで吸い取ります。吸い取り終えてしばらく間を置いたらビニール袋に入れて縛り、可燃ごみに出して捨てます
• スプレー缶については自治体のルールに従って捨ててください

【ジャータイプ】

用意するもの：新聞紙や布・ビニール袋

• ジャーの中身をビニール袋に出します。クリームなどの柔らかいテクスチャーの場合は、ビニール袋の中に布を入れておき、その中に出してください
• 新聞紙で容器の中を拭き取ったら、ビニール袋に入れて縛り、可燃ごみに出して捨てます
• ジャータイプの容器は缶やプラスチックなどがありますが、容器に記載されているゴミの出し方に従って捨ててください

【チューブタイプ】

用意するもの：新聞紙や布・ビニール袋・はさみ

• チューブの下部をはさみで切り、中身をビニール袋に出します
• チューブの中身を布や新聞紙で拭き取り、ビニール袋に入れて縛り、可燃ごみに出します
• チューブは大半がポリエチレンなので、プラという記載があれば資源ごみに出し、記載がなければ可燃ごみに出します